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ニュージーランドで本当に美味しかった食べ物大全/農業王国キーウィフード攻略ガイド

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ニュージーランドで本当に美味しかった食べ物大全/農業王国キーウィフード攻略ガイド

こんにちは、mikoです。

ここではニュージーランドの食文化から、ニュージーランドの食べ物といったらこれ! というものをまとめていきます。

ニュージーランドに2年間住んでみて、本当に美味しかったものについてもここで紹介しているので、ニュージーランドって何が美味しいの? どんなものが名産なの? ニュージーランドに来たら何を食べるべき? という疑問の答えもここでまとめています。ニュージーランドにお越しの際はぜひここで紹介している食べ物を楽しんでいって頂ければと思います。 

①ニュージーランドの食文化

まず始めに、ニュージーランドの文化には、大きく2つの特徴があります。一つは先住民族のマオリ文化、もう一つは長年に渡りニュージーランドを植民地としてきたイギリス文化、この二つの民族の文化が柱となっています。それに加えて、アジア人を中心として近年急激に加速した多国籍化によって、色々な文化に触れる日常です。

参考

ニュージーランドの人口比率は、欧州系(70.2%)マオリ系(16.5%)、太平洋島嶼(とうしょ:大小の島々のこと)国系(8.1%)、アジア系(15.1%)、その他(2.7%)となっています。

※参照:外務省

食文化に関しても多国籍化の影響が強く、基本的には朝はパンをサンドイッチやトーストにして食べたり、オートミール、シリアルといったようなイギリス式もしくはヨーロピアンスタイルの食事が一般的ですが、街に出れば、イタリア、中国、インド、タイ、韓国、そして日本といったように様々な料理をレストランで楽しむことが出来ます。(特にアジア系のレストランは星の数程あります

 

一方、マオリ料理に関しては、日常的にほとんど目にすることはありません。(マオリ料理のレストラン等は基本的にないです)

ポイント

マオリ族がもともと主食にしてきたサツマイモは、スーパーでもマオリ語で「クマラ」という名前で売られていたり、バーガー店の多くは、通常のチップス(チップスはポテトフライのこと)の他、クマラチップスをラインナップにしていたり、マオリ文化との融合が垣間見れます。

そして、いかにも自然に囲まれて育ったキーウィらしいのは、休日にBBQすることが本当に多いという点です。夏は休日で天気のいい日であれば、家族や友人達と一緒にしょっちゅうBBQをしています。

 

その他にも、多様な文化を吸収しながら独自に発展してきたニュージランドの食文化の中で、キーウィの生活の一部ともなっているカフェ文化も見逃せない側面です。

意外に思われる方も多いかもしれませんが、ニュージランドには、個人経営のカフェが多く点在しており、どのお店もポリシーをもってお店を切り盛りしているので、どの街に足を伸ばしても素敵なカフェに出会うことが出来ます。

また、豆を自家焙煎をしているカフェも少なからずあり、そうでなくてもどこのどういった豆を使っているか等にこだわってコーヒーを入れてるお店が多いので、バリスタの技術に加えて、そういた点も美味しい一杯を見つける楽しみを増やしてくれます。ニュージーランドに2年間住んでみて本当に美味しかったコーヒーはオークランド、デボンポートのチアッソのコーヒーです。チアッソはコーヒー豆の焙煎所で、チアッソで煎ったコーヒー豆を他のカフェに卸しています。煎りたてのコーヒーは別格です。チアッソはカフェではなく焙煎所なのですが、お店の前に2つほど椅子があるのと、テイクアウェイができます。コーヒー好きな方や、ニュージーランドで美味しいコーヒーが飲みたい! という方には間違いない美味しいコーヒーが飲める場所です。

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ポイント

カフェではコーヒーのみならず、カフェで提供されるフードも、多国籍国家のニュージランドらしく、ジャンルにとらわれない様々なカフェメニューが目白押しなのと、グルテンフリー、ベジタリアン、ヴィーガンオプションがあることが殆どです。

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②ニュージーランドの名産品

・キウイフルーツ

ニュージーランドといえば! なフルーツですね。日本でもゼスプリなどのメーカーが有名ですが、ニュージーランドのキウイは本当に甘くて美味しいです。シーズンになると、スーパーの果物売り場に山のように積まれています。

フィジョア

王道キウイフルーツに対して、日本であまり知名度の高くないこちらですが、地元の人々にとってはキウイフルーツと並ぶ程ニュージーランドらしいフルーツです。それを反映するように、スーパーにはフィジョアを使ったドリンク等がそこら中にあります。

ポイント

味はグアバに近い感じです。秋から冬にかけてが旬。※フィジョアの生産量はニュージーランドが世界一です。

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・ブラックカラント

ニュージーランドではブラックカラント(英名)と呼びますが、日本ではカシス(仏名)としての呼び名が一般的なこちら。ビタミンCやアントシアニンが豊富で、甘酸っぱさが特徴。

関連

こちらを使った「クレーム・ド・カシス」というリキュールも有名です。

・タマリロ

ナス科の植物で、見た目はトマトのような感じ。もともとは南米が原産のフルーツですが、ニュージーランドでも収穫されます。味も見かけの通り、トマトに近いのですが、もう少し青臭さをなくして、トマトの旨味を濃くしたような味です。(説明するのが難しいですね笑)

ポイント

秋から冬にかけてが旬となります。

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・乳製品

ポイント

生産された牛乳・乳製品の95%位を輸出していることもあり、日本には乳製品の中でチーズを最も輸出しています。※畜農産業振興機構の情報を参考

そのせいもあってか、酪農大国ではありますが、ニュージーランド国内での乳製品の値段はさほど安くないです笑。ですが、ニュージーランドの牛乳は低温殺菌牛乳が主流なので、高温殺菌牛乳が主流の日本のものとは味が違い、日本のものより美味しいです(もちろん好みによりますが)。どのスーパーにも様々な牛乳の種類があって(無脂肪、低脂肪、普通、カルシウム強化、ノンホモジナイズドなど)最初買うときは種類が有りすぎて、加えて日本と表記が違うのでちょっと迷ってしまうかもしれません。

個人的には、普通のものよりもちょっと値段はしますが、Puhoi Valleyのヨーグルトや牛乳を始めとする商品はどれもコクが合ってとても美味しいので、是非試して見て下さい。ヨーグルトについては毎日食べるなら、アンカーのヨーグルト、たまに食べるならプーホイのヨーグルトがおすすめです。

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・ラム

ニュージーランドのラムは臭みが少なくて食べやすいです。また、スーパーにも、牛・豚・鳥と並んで必ずラムがあるのがニュージーランドシンプルにステーキやラムチョップにしたりしてもいいですし、煮込み料理にしても抜群です。また、ちょっと値段のいいレストランに行くと高確率でラムを提供していますので、ぜひディナー等で試してみてはいかがでしょうか。安く美味しいラムとしてはKロードのアンクルマンのラムはとても美味しかったです。ここはラム以外にのラクサもそうですが、とても美味しいお店なので何度でも行きたいお店の1つです。

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・サーモン

miko的にイチオシなのがニュージーランドのサーモン。

ポイント

世界に流通しているキングサーモンの50%占めるのがニュージーランド産という、サーモン大国のニュージーランド。

こちらに来た時に、何も考えずにスーパーでセールしていたサーモンを買って、食べてびっくり! 身が厚くて本当にジュージーで、文句なし。基本的に魚を食べるなら日本が1番、と思っているのですが(笑) サーモンだけは例外でニュージーランドに軍配があがります。(細かいことを言えば、日本の鮭も高いのものはとっても美味しいですが、ニュージーランドはスーパーで買ったものでもすごく美味しいというのがポイント)サーモンを味噌漬けにしたりして食べると最高です。サーモンはテカポのものも有名で、テカポのレストラン湖畔のサーモン丼はとっても美味しかったのでおすすめです。

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・牡蠣

海に囲まれているニュージーランドでは、新鮮な牡蠣もたくさんとれます。中でもニュージーランドで有名なのはブラフオイスターという小ぶりな牡蠣で、一般的な旬は4月ごろ〜6月頃。味はクリーミーで濃厚です。その他にも、ワイヘキ島で獲れるテマトゥク・オイスター(Te Matuku Oysters)など、各エリアで取れる牡蠣がバラエティに富んでいるので、色々食べ比べてみるのがおすすめです。是非とも、ニュージーランドの白ワインとのマリアージュを愉しんで下さい。牡蠣を食べるならオークランドのレストラン"Depot Eatery"がおすすめ。

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・グリーンマッスル

ムール貝の一種で、より大粒で肉厚なのが特徴。牡蠣よりもリーズナブルなので、レストランに行くと結構多めに頼んで、みんなでシェアしながら食べるのにもってこいです。(小さいバケツのような容器にいれてどーんとサーブされることが多いです)食べ方としては、少し生臭みがあるので、白ワインに蒸したりトマトソースのパスタに使う等、加熱調理して食べるのがおすすめです(書いてみて気づきましたが、普通のムール貝と一緒ですね笑)収穫は年間を通して行われています。マッスルはニュージーランドで食べて好きになった食べ物の1つで、オークランドのレストラン、オキシデンタルのマッスルはめちゃめちゃ美味しいので皆さんにも食べてほしいです。

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・クレイフィッシュ

直訳するとザリガニですが、ニュージーランドではロブスターもしくは伊勢海老をさし、高級食材にあたります。南島のカイコウラ(Kaikoura)という街はクレイフィッシュで有名なスポットでところどころでクレイフィッシュを販売しているので、観光で訪れた際は是非トライしてみて下さい。

肝心の味は、プリプリで美味しい~!お味噌もたまらない味です。

・ワイン

お酒の文化としては、歴史こそ長くはないもののニュージーランドの恵まれた自然と気象条件を活かしてめざましい発展を遂げてきたのが、ニュージランド産のワインです。ローカルのワイナリーから提供される素晴らしいワインたちがニュージーランドの食文化に彩りを加えてくれます。マールボロ地区で造られたソーヴィニヨン・ブランが特に有名です。スパークリングワインも美味しく、日本では手に入らないようなワインが数多くあるので、ワイン好きの方はチェックをお忘れなく。

・ビール

加えて、クラフトビールの人気もキーウィの中で高まっており、ワイナリーもしくはブリュワリーを巡ってみるのもおすすめです。ここ近年盛り上がってるのがニュージーランドのクラフトビール。ブリュワリーに足を運んで見るのもよし、スーパーで日本では馴染みのないテイストも色々をちょっとづつ試して見るのもよし、キーウィフードと共に美味しいビールを愉しんでみて下さい。ニュージーランドでは数多くのビールを飲み、ブリュワリーにもいくつか行きましたが、一番美味しかったのはチャーリーズのビール。チャーリーズはブリュワリー兼レストラン兼バーで、その場で作りたてのビールが飲めます。やっぱり缶や樽に詰められて、スーパーやレストランで飲むビールとは一線を画する味でした。本当の生ビールが飲みたい人におすすめ。

・蜂蜜

マヌカハニーのみならず、いろんな蜂蜜の種類・産地が豊富で、食べ比べてみると味がぜんぜん違います。また、日本で購入するよりは安価に購入出来るので、試したことが無い方は是非トライしてみて下さい。mikoはちょっと喉の痛いときや乾燥したときには、マヌカハニーのお世話になっております。


③ニュージーランドのおすすめ料理

・フィッシュアンドチップス

イギリスでも有名なフィッシュアンドチップス。キーウィ訛りで発音すると「Fush N Chups」になります笑。注文すると、フライした白身魚、それとポテトフライ、ケチャップやタルタルソース等がお皿にドーンと盛られたものが出てきます。なお、フライされる魚は、タラヒキ、ホキ、タイあたりのさっぱりしたお魚が一般的です。お店によっては結構なボリュームがあるので、シェアするのもいいかもしれません。ビールとの相性は抜群です。フィッシュアンドチップスとかどこでも食べられるでしょ、と思うかもしれませんが、間違いなく美味しいので一度騙されたと思って食べてみてください。

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・バーガー&クマラチップス

美味しいハンバーガーショップが多く、どれもボリューミーで種類が豊富! 例えば、ニュージーランドを代表するハンバーガーチェーンのバーガーフュエルは、牛・鳥・ラムの他、ベジタリアンパテも選べたりして、また各食材もこだわり抜いています。お店によっては、バンズをグルテンフリーにしたり、サラダに変更出来たりもします。また、クマラチップスといってサツマイモのポテトフライも、ほんのり甘いポテトと、アイオリソース(ニンニク入りのマヨネーズ)が抜群のコンビネーションで、結構なボリュームでもぺろりと食べられちゃいます。味ボリュームともに満足出来ること請け合いです。

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・パイ

パイと言ってもアップルパイのようなスイーツではなく、甘くないミートパイが有名です。どこのコンビニでも温められたパイが売っている程庶民的な食事です(ランチなどで、カップ麺に並び最安のオプションとなってくれます)。

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・パブロバ

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・フェアリーブレッド

可愛らしい名前の通り、キッズのパーティーには欠かせないといっていい一品。バターやマーガリンを塗った食パンにスプリンクルという粉状のカラースプレーをまぶしたお菓子です。ん~、だいぶ大人になってしまったmikoからすると、食べたら虫歯になりそうな感じですが笑、カラフルな可愛らしい見かけからして、子供には喜ばれそうですね。

For the dinosaur boy and his friends.

出典:By Gemsling - Own work, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2276967

・ローリーケーキ

こちらも可愛らしい見た目の焼かないケーキです。作り方は、砕いたクッキーにコンデンスミルクととかしたバターを加え、そこに主役であるエスキモーロリーという柔らかいふわふわしたキャンディーを混ぜて、そのまわりにココナッツをまぶし、冷蔵庫で冷やして完成。

出典:By brent simpson from Auckland, New Zealand/Aotearoa - Lolly cake, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=38259907

・アイスクリーム

実は一人あたりのアイスクリームの消費量が世界一というニュージーランド。ホーキーポーキーという面白い響きのフレーバーが、バニラアイスにキャラメルクランチの入ったキーウィを代表するもの。バニラとキャラメルの組み合わせが合わないはずが無いですよね。各所に有名なアイスクリーム屋さんがあるので、観光の際に是非食べて見て下さい。オークランド、ニューマーケットのダックアイランドアイスクリームが最近では種類が豊富でそれぞれ美味しいので人気です。ぜひアイスクリーム好きな方は行ってみてください。

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・マーマイト

他の記事にも書かせて頂きましたが、なかなかパンチのある調味料ですが、キーウィからの支持率が高い一品のため記載を決意いたしました。トーストにバターをたっぷり目に塗って、そこに薄ーくマーマイト様を塗るのが王道スタイル。

まあ、外国の方からする、日本の納豆みたいなポジションですな。

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・缶詰入りのスパゲッティ

注意ポイント

ん~、これは美味しくないです。(好きな方がいらっしゃったら、ごめんなさい)まず、麺がフォークで巻けずに食べれないことから悪夢は始まります。そして、味はというと、麺が柔らかすぎるのは言うまでもなく、トマトソースに旨味はないし、そのソースが妙に酸っぱいのです。

こちらを食べるキーウィ的レシピとして、パンに乗せて焼きそばパン的に食べるというものもあるそうですが……。まったくおすすめでは無いのですが、共有のために書かせて頂いた次第です。

・ハンギ料理

一般的な料理ではないですが、マオリ料理といえばこれに該当するということでピックアップいたしました。内容としては、マオリ式のBBQとでも言うのでしょうか。地面に穴を掘って、その穴の底に熱した石を置き、その上に葉っぱで包んだ食材を入れ、湿らせた布、土を被せることで蒸し焼きにします。現在では、お肉は牛肉や豚肉が、野菜はニンジン、カボチャ、サツマイモといった根菜が使われることが多いそうです。あまり味付けはしないとのことで、料理自体は大変シンプルなものですが、穴をほったり、焼いたりと準備に半日程度かかるような手のかかる料理です。

参照:By Einalem - https://www.flickr.com/photos/einalem/2123097939/, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=7644505

その昔は、温泉地帯の地熱を利用してハンギを行ったそうで、また具材にはモア(当地ニュージーランドに生息した巨大な鳥で、マオリ族に狩りつくされてしまったそう)などの肉や魚、各種野菜を使っていたとのこと。

ポイント

現在ハンギ料理をアトラクション的に体験出来る場所として、ロトルアのミタイ・マオリビレッジがあります。なかなか出来る体験でもないので、マオリ文化に興味のある方は、ツアーに参加してハンギを味わって見てはいかがでしょうか。

④まとめ

実際にニュージーランドに住んでみて食文化ひいては文化について魅力を感じるのは、一言にいってその多様性にあると思っております。

ポイント

冒頭でもお話したとおり、ニュージーランドの文化の核としては、イギリス文化マオリ文化の融合・調和ということがあるのですが、日常的なレベルでは、もっと多極化しているというか、雑多というか、それぞれの文化が混ざり合いながら独自の方向に発展している感じがします。

例えば、カフェ一つとっても、イギリス式にハイティーを展開しているところもあれば、コリアン系のカフェもありますし、はたまたローカル食材にフィーチャーしたトレンディでハイセンスなものもあります。そして、そういった色々な文化を、キーウィも、色々な国からこの国に住み着いた人々も関係なく、美味しいもの、おしゃれなもの、センスのあるもの、つまり良いものであればそれをみんなで享受・発展させているような印象を受けます。

また、外食する際に日本と異なる点としては、ベジタリアン、ビーガン、グルテン・デイリーフリー、ハラル等々、いろんなオプションがあることです。その点ニュージーランドは非常に進んでいて、またペーパートレイや、再利用可能な容器等の環境配慮に加えて、ローカルの食材を使う意識が高いことも素晴らしい点です。

最後に参考までに、外食したらだいたいいくらかかるのか? を記載しておきます。

外食する際の平均的なコスト

【コーヒー】

3~5NZD程度

【アルコール】

1グラス 8~15NZD程度

※基本的にニュージーランドにはチップ文化は有りませんが、サービスによってお客さん側が任意で出すこともあります。

【ランチ】

平均:15NZD~20NZD ※コーヒー等ドリンク別途

一例として、

バーガーフュエルのAMERICAN MUSCLE(ビーフハンバーガー)シングル11.70NZD ダブル16.70NZD

たんぽぽラーメンのとんこつ醤油らーめん 13.00NZD

スケアクロウ(カフェ)のTHE BIG BREAKFAST(朝食プレート) 23~27NZD

【ディナー】

お店によりますが、お酒を飲む場合は50~100NZD弱

レストランとその予算については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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さて、ここまでニュージーランドの食べ物について、これでもか! というくらい見てきました。これであなたもニュージーランド食文化マスター間違いなし! ぜひニュージーランドに来た際には食べて楽しんでみてくださいね! それではまた次の記事でお会いしましょう! またね🍔

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