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ニュージーランドの各ヨーグルトメーカーを徹底レビュー(栄養成分・カロリーの写真付き)

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ニュージーランドの各ヨーグルトメーカーを徹底レビュー(栄養成分・カロリーの写真付き)

こんにちは、mikoです。

健康のためにヨーグルトを毎日食べている方は多いと思いますが、mikoも例外ではなく、日本にいたときからほぼ毎日のように食べてきました。そんな日頃健康のために食べているヨーグルト、気がつけばニュージーランドでもかなりいろんな種類を食べてきたので、皆様にニュージーランドでおすすめのヨーグルトをご紹介したいと思います。

なんとニュージーランドは乳製品の輸出は世界最大! ニュージーランドで取れる牛乳の約95%は加工されて世界中に輸出されています。日本に対しても、日本の乳製品の全輸入量の約20%を占めているのです!あまりニュジーランド産の乳製品の輸入が日本に対して盛んであることに気が付きにくいのは、おそらくその多くが、粉乳にされているからかもしれません。)

兎にも角にも、そんな酪農国では乳製品の消費も盛んな様子。ヨーグルトも例外ではなく、スーパーにも大きな容器に入ったものが目に付きます。そして今回はニュージーランド国内で入手出来るヨーグルトをたくさん紹介しちゃいます。

ちなみに今後も定期的に新しいヨーグルトを試すので、こちらの記事は随時更新させて頂こうと思います。

美味しい一軍ヨーグルト

Anchor Protein+

私の中で、今のところベストヨーグルトです!フレーバーにもよりますが、100gあたり7~8gほどのプロテインが配合されていて満足感がある上に、味に関しても酸味が抑えられて濃厚、クリーミーです。

プレーン以外の味も全テイスト試しましたが、甘さ控えめでどれも美味しかったです。よく海外でフレーバーがついたヨーグルトだととたんに甘くなってしまうことが多いですが、こちらはそんなことはなく、毎日食べる私にとっては、濃厚あり満足感があること、甘過ぎないこと、どのフレーバーも美味しいという点から総合的にベストです。

ちなみに私のお気に入りはミックスベリーとマヌカハニー。

ミックスベリー

 

マヌカハニー

Puhoi VALLEY

こちらのブランドはチーズやミルクなども展開しており、ニュージーランドではかなり有名なブランドです。今回試したのはAuthentic GreekとLemon Delicious。

まずはAuthentic Greekから。加糖のみされたNaturalフレーバーとはいえ、のっ、濃厚です。酸味はほぼなく、ヨーグルトというよりもはやクリームチーズのよう。ほのかに加糖されていますが、そのままの美味しさが楽しめるようにかなり甘さは控えめ。クリームチーズをペーストにして食べているような感覚です。

続いてはLemon Delicious。先ほどのAuthentic Greekをベースに、非常に美味しいレモンソースがたっぷりと容器の1/4ほど入っています。こちらに関してはもはやレアチーズケーキといっていいくらい。

ソースがたっぷりと入っているので、別の容器に移しながらヨーグルトにまんべんなくソースがかかるようにしながら食べると最後まで美味しく食べられます。他のフレーバーに関しても、どれも美味しいソースが楽しめますが、ヨーグルトとの相性で言えばこちらのレモンが個人的には1番です。

Piako

Puhoiと並ぶ濃厚さ。大きく違うのは原料にクリーム、ゼラチン、ペクチンが入っているので、写真でも見て取れるようにプルンとしています。そして今回試したVanilla Beansに関しては、結構甘みがあるので、食べ進むと結甘さという観点からかなりの満足感が出てきます。ナチュラルなヨーグルトというよりは、より手の込んだ?ヨーグルトという感じです。

それはさておき、全体的には純粋に美味しいです!酸味は一切なく、今回食べたフレーバーに関してはバニラ味がしっかり際立つ様にちょうど甘さが付いています。

Cyclops Thick & Creamy

ギリシャヨーグルトタイプではない普通のプレーンヨーグルトならこちらのOriginalがおすすめ。味はブルガリアヨーグルトに似ているのですが、それよりもとにかくシルキーな感じ!なめらかでかすかに牛乳の甘みを感じます。無糖のプレーンヨーグルトなのにシンプルに美味しいです。酸味もかすかにあるのですが、ツンとするような感じではなく程よい感じ。写真にもわかる通りこっくりとした濃厚さが見て取れます。

Naturalea

クリームチーズの様なコクがあります。今回試したフレーバーのVANILLA BEANは、微かな甘みと酸味でさっぱりとした風味ですが、ヨーグルトがとても濃厚なので、しっかりとした食べ応えがあります。また、ヨーグルトにぎっしりとバニラビーンズがはいっているので、本格的なバニラフレーバーを楽しめます。全体的にすっきりとした味付けで、大人向けな感じ!

Fresh’n fruity

こちらに関しては、フレーバー付きのものではなくギリシャヨーグルトタイプのOriginalがおすすめです!(フレーバー付のものは個人的に甘すぎて苦手…。)

見かけは少し緩めかなと思いきや、食べてみるとクリーミーでかすかな酸味とのバランスが良く美味しいです。試したOriginalは無糖で、酸味もほどほどにあるのですが、まろやかでそのままのヨーグルトの美味しさが楽しめます。

ギリシャヨーグルトとして売っていますが、Anchor Protein+のようなハイプロテインタイプではなく、ハイプロテインタイプのギリシャヨーグルトとノーマルタイプのヨーグルトの中間にあたる濃厚さ。無糖でちゃんと美味しいヨーグルトなので、ヨーグルトの上にフルーツやはちみつ等のトッピングなどを楽しまれる方にもおすすめです。

あえて買わないけど、一軍が入手出来なかったら買う!

De Winkel

パックに入っているので、飲むヨーグルトのような感じでもう少し緩いヨーグルトを想像していましたが、案外硬め。普通のプレーンヨーグルトと変わらないテクスチャ-です。

こちらのブランドは、サイズの違いはあるものの、実質は一種類のヨーグルトしか展開していない正統派。

味に関しても、酸味が程よくあり本当にクセのない王道のヨーグルト。日本で売っているパックのプレーンヨーグルトに1番近いと思います。あっさりしていて非常に食べやすく、毎日食べる人にはこれくらいライトな感じでも良いかもしれません。

マイナス点としては、牛乳パックと同じ形なのに結構もったりしているので、食べ進むとパックからヨーグルトがとりにくいことです。

Gopala

スーパーに行ったらぶっちぎりのコスパを誇るこのブランド。乳脂肪の濃度によって4種類+ギリシャヨーグルトがあります。オレンジと緑のものが1番人気の商品の様ですが、2つにそこまで大きな違いはなく、共通しているのが本当にクセがなく、特に酸味が抑えられて食べやすいです。
ホームページを見ると、Gopalaはヨーグルト、ラッシー、パニールとギーをニュージーランドの業者から仕入れた牛乳で作っています。と書いてあり、ラッシー、パニール、ギーはインド料理(に使われるもの)なので、おそらくインド系の方の経営なのかな。安く毎日食べたい方はこれ一択です!

 

KALO

濃厚!クリームチーズのような、酸味とコクがあり、また牛乳感も損なわれずに残っています。その酸味とコクで満足感がありますが個人的にはちょっとぐっつりきて好みでは無いかも。酸味があるヨーグルトが好きな方にはおすすめです。フレーバーありの方が酸味が気にならず個人的にはおすすめかも!

 

Bio farm

飲むタイプのヨーグルトで、ボトルに入って売られています。私はBush Honeyをトライ。ポイントは原料に牛乳、はちみつ、乳酸菌しか使っていないこと。健康によろしい!味は、甘さ控えめ(ほんとにかすかに甘味を感じるくらい)さっぱり牛乳のフレッシュ感が残っていて、日本にはあまりないタイプのヨーグルトです。強いていえば、安田ヨーグルトから甘味、酸味を無くして、もう少し牛乳感を強くした感じ。(分かりにくいですが笑)とにかくさっぱりしてるので、スムージーとかに向いているかもしれません。

おそらくリピなし

The Collective Plant

デイリー(乳製品)フリーの製品で、原料に乳製品の代わりに、オートミルク、ライスミルク、ココナッツオイル・クリームを使用したヨーグルトです。乳製品の代わりにこうした植物由来の原料を使用していると言う他は、アシドフィルス菌やビフィズス菌といった乳酸菌を使用してプラントミルクを発酵させたれっきとした発酵食品となります。アレルギーのある方もこうしてヨーグルトを食べられる選択肢が増えるのは素晴らしいですね。

テクスチャーに関してはスプーンですくいあげると、もったりとしています。一方、外見のもったりした感じからすると、実際の食感はクリーミーという訳ではなく、口に含むとさらさらとしています。味はクセがなく爽やか、ライスミルクに近い味です。総じて言えばライスクリームという感じでしょうか。ちなみに今回はnaturalフレーバーを試してみました。

後味に乳製品が原料のヨーグルトには無い、でんぷん質のさらさらした感じが残ります。(気になりませんが)。
牛乳で作られたヨーグルトより、スッと消えていく感じがして、これはこれで食べられますが、普通のヨーグルトに比べると、クリーミーさに欠けて少し物足りないので、特にアレルギーや制限がなければリピートはしないと思います。

Yoplait 2xProtein

KALOやAnchor等のプロテイン強化ギリシャヨーグルトと並んで置いてあるこちら。Natural(無糖)を試しましたが、個人的はこうした無糖のヨーグルトの中では1番酸味がありました。また、少し粉っぽいような、クリーミーさに欠ける感じがします。例えて言えば、味的にはブルガリアヨーグルトに似ているけど、もう少し酸味があってもったりした感じです。美味しくないわけではないのですが、他に美味しいヨーグルトがあるのであえて買わないかな~という感じ。

 

Symbio

ニュージーランド版のR1やLG21的なプロバイオティクス推しのヨーグルト。健康指標の星も5個! お腹に良いのかな? とは思うのですが、残念ながら味がよろしくない!私が選んだvanilla beanフレーバーがいけなかったのかもしれませんが、微妙な甘さの後になんとも言えない人工的な後味が気になります。ヨーグルトはシャバシャバしていて、固まった感じではなく、よく言えばさっぱり系というのでしょうか、ただフレーバーがさっぱり系ではないので、そのどっちつかず感がなおさらミスマッチな感。味のことだけを言えばリピートはしないかな。お腹に良いというのであれば、もしかしたら他の味を再チャレンジするかもしれません!

Zenzo coconut yoghurt

こちらのZenzoというブランドは、植物性の代替製品(植物性のヨーグルト、チーズ、サワークリーム)等を製造している会社です。私はヨーグルトのバニラビーンズ味をトライ。甘さはかなり控えめでさっぱりと食べやすいです。クセは強くありません。また、牛乳のヨーグルトと同じようにしっかりと発酵による酸味があります。テクスチャーに関しては写真でわかる通り、表面にはココナッツクリームが膜を張っていて濃厚ですが、その層の下はわりとさらさらとした感じです。ちなみにココナッツの繊維は除かれているタイプです。

味はまあまあという感じだったのですが、ここで1つ問題が……。なんと、何気なく裏のカロリーを見てみると1パック330gで衝撃の750cal超え!食後に頂いたのですが、牛乳のヨーグルトと同じ様な感覚で食べていたらすごい満腹感と胃もたれ? に襲われたのでした。毎日食べるのにはちょっとヘビーなのでリピは無しです。(おそらく、ミューズリーにちょっとだけかける、というような使い方が正解な気がします。)

参考

※ブルガリアヨーグルトは400gで約250calです

まとめ

やはり国も違えばヨーグルトも違うということで笑、日本では味わえないような製品を食べることが出来るのが良いですね。特に、ヨーグルトなんかは日本に持ち込むことが出来ませんし、そうしたローカルな食品にトライ出来るのも、現地で生活する醍醐味ですね。私もまだまだ試しきれていない製品がたくさんあるのでトライし次第レビューしていきたいと思います。

 

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