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オークランドのベトナム料理「Indochine Kitchen」のレビューとメニュー

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オークランドのベトナム料理「Indochine Kitchen」のレビューとメニュー

こんにちは、mikoです。

先日オークランド市内にあるベトナム料理屋さん「Indochine Kitchen」にディナーへ行ってきました。リーズナブルながら、美味しかったのでご紹介をしたいと思います。

Indochine Kitchenについてのアクセスと概要

まず、店名にある“インドシナ”については、(いろんな定義があるようですが)一般的にはベトナム、ラオス、カンボジアの3ヶ国に加え、タイとミャンマー両国のマレー半島の部分を除く地域をさすそうですが、お店のHPを見るとベトナム北部ハノイのストリートフードをテーマとしたお店となっています。

立地に関しては、Queen Streetから横にそれたFort Streetにあり、便利な立地です。

住所:42 Fort St, Britomart, Auckland

Indochine Kitchenの雰囲気・内装

外観はFort Sreetのアーケードの中にあり、入りやすい雰囲気。伺った際は、ハイチェア席の窓が開けてあって、開放的な雰囲気でした。外からも中のきらきらしたライティングが見えて明るい雰囲気が伝わってきます。

お店の雰囲気は外観・内装ともにカジュアルですが、内装は壁一面にベトナムの写真が飾られていたり、ライティングされたカウンターバー、壁画もありおしゃれです。

店舗の面積自体はこじんまりとして落ち着く一方で、天井が8メートルほどでしょうか、かなり高いので閉塞感はありません。露出した天井にネットと電飾がデコレーションされてあって、ストリートフードのテーマに合わせている感じがします。

ポイント

隅にコート掛けや、予約席にはカトラリー等もきちんと揃っていて、清潔感もあります。

座席数は30席弱ほどでしょうか。バーカウンター席とテーブル席、道路に面したハイチェアと分かれているので人数や用途によって座る席が選べる点も良いですね。

私達は早めに伺ったにも関わらず、すでに2テーブル程予約されていたことに加え、私達の後も続々とお客さんが入店していたので、もし行かれる機会があればご予約された方が良いかもしれません。

また、平日夜の訪問でしたが、お店は、ホール、バーテンダー、シェフの方3人で回していました。

Indochine Kitchenのメニューの紹介

それではメニューの紹介に入っていきます。

と、メニューの内容に入るその前に、まずメニューのデザインがちゃんとベトナムの写真がベースになったデザインでちょっと関心。

ドリンクメニュー、ご飯メニュー、シーズナルメニューの3つに分かれています。シーズナルメニューの関しても、ベトナムの国の形が描かれていますね。

ドリンクメニュー

ドリンクメニューは全体的にベトナムのテイストが加わった感じです。特にカクテルメニューはベトナムをイメージしたものを全面に提供しています。その他、ワインやビールはNZのものと合わさって程良いラインナップです。ハッピーアワーもあるみたいなので、チェックしてみてください。

 

フードメニュー

フードメニューはメニュー名がベトナム語で書かれているので、どんなメニューかは下の英語でヒントを得ながら選びます。構成としてはバランス良く、つまみ、サラダ、メイン、デザートといった感じでメインも豚・鳥・牛・魚と最低1品はあるので、選択に困りません。また、何よりうれしいのが前菜は10NZD前後、メインは20NZD前後なので、気軽に何品かを楽しめるという点です。

レビュー

私たちは今回、サラダからRAU XAO、メインに2品、BO SOT VANG、BUN CHAをオーダーしました。BUN CHAは名前のみ知っていたものの、どれも初挑戦のものでどんな姿をしているかは出てきてからのお楽しみ状態でした。

1品目 RAU XAO

白菜と千切りのにんじんをごま油とニンニクで炒めたシンプルな一品。メニューには季節ごとの“Asian Greens”と書いてあり、今回は白菜でした。白菜、季節だもんね。

メモ

八宝菜みたいに色々な具材と炒めるのではなく、ごま油で炒めたシンプルな白菜だけを食べるのは初めてかもしれません。白菜がシャキシャキしてて美味しい。ちょっと魚醤が効いてるのかな?独特の風味で美味しゅうございました。ポーションはそこそこあって、2人で食べるのにはちょうど良い位。

2品目 BO SOT VANG

メニューによれば、フランスの影響を受けた一品なのだとか。料理が来てみると、確かにこれがベトナム料理? ってくらい洋風な料理でした。小麦粉は使っていない、あっさりとした赤ワインベースのシチューで、シンプルに赤ワインで煮込まれたビーフ、にんじん、ローリエが入ったものです。

にんじんはとろけるようにやわらかで、ビーフもホロホロ。

サイドにはバターかかけられた大きめなバゲットの2スライスが添えられてあるので、それをシチューにディップしながら食べます。塩味もしっかり付いていてワインが飲みたくなる1品。

3品目 BUN CHA

お店が混んできたため2品目から10分程、満を持して登場。ベトナムを代表する料理ですね。春雨よりちょっと太いくらいのライスヌードルがメイン。フォーよりももっともちもちしてる食感ですが、もっと柔らかでもちもち吸い付く食感です。それに、つくねと春巻き、豚バラ、サラダかついていて、上から微かに酸味のある甘いタレをかけます。お酢かなと思いましたが、全然味は違って甘さと酸味とうまみが合わさった独特な風味です。

つくねは日本の焼き鳥のつくねとほぼ一緒のスタイルで、ちゃんと手作りの美味しいものでした。香草が入っているのが違う点かな。

春巻きはクランチーで、本当に美味しい。中には豚肉と野菜が入っています。

つくねと春巻きとライスヌードルなんてなかなかない組み合わせですが、食べてみるとその独特なソースがなんとも言えず食欲をそそり、あっという間に完食してしまいました。

まとめ(感想)

ポイント

お店の使い方としては、席数は限られているので貸し切りでもない限り大人数には向きませんが、バーカウンターもあって素敵な雰囲気。1人で軽くつまみながら飲むのも良し、3、4人で飲みながら食事を楽しむのも良いです。

フードも一品一品小洒落ていてしっかりとした味付け、ポーションはそこまで大きくないので、どちらかと言うとお酒と楽しめるメニュー構成です。

値段については、ポーション(一人分)は控えめですが、メインも大体20ドル代で良心的です(お酒を楽しむなら何品かオーダーして楽しめるので嬉しい)。

インテリア・メニュー共に小洒落ていて、気軽に飲みに行くのにぴったりのお店でした。

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