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昭和の喫茶店?デヴォンポートの老舗「Manuka Cafe」は豊富なメニュー

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昭和の喫茶店?デヴォンポートの老舗「Manuka Cafe」は豊富なメニュー

こんにちは、mikoです。

先日に続きデヴォンポート特集が続いております。今回はデヴォンポートで20年以上続いている老舗カフェManuka Cafeのレビューを書きたいと思います。

先日私達がデヴォンポートに行った際にも、突如大勢の方が歩道にあるテーブルでくつろいでいる場所が出現、何事かと思ったらこちらカフェのテラス席だったのです。ということで、どんなものかと談笑するお客様の中に潜入してまいりました。

Manuka Cafe & Restaurantのアクセスと外観

デヴォンポートのメインストリートであるVictria Roadのど真ん中に位置するこちら。立地上、デヴォンポートに行ったからには避けて通れないカフェです。笑

住所:49 Victoria Road, Devonport Auckland, New Zealand

冒頭でも述べましたが、デヴォンポートに到着した際は、こちらのカフェに訪れる予定は一切なく、お昼頃だしどこか入ろうか~、じゃあとりあえずメインストリートを歩こう、といった感じでちょっと歩いたところに、ものすごい賑わっている場所が目に付きました。(写真では分かりにくいですが、写真左の左奥のあたり)

飲食店であろうことは一目瞭然でしたが、テラスでくつろいでいるのはおそらく地元の方なのか、かなり渋めなラインナップ!ダンディーなおじさま?おじいさま?達が本当に楽しそうにコーヒーや食事を楽しんでいる様子に、つい私達は見入ってしまいました。

外に掲示してあるメニューや外観からして、特にオシャレとかそういった訳ではなく、かなり年季が入ったお店であることは伺えましたが、すごくオープンな雰囲気かつメニューが充実していたので、トライしてみようということに。ぐるっと左に回ってみるとなかなか大きいお店です。

しかし、デヴォンポートって良いところですね。何がって、歩いている方の紳士淑女率の高さです。渋い。日本で言うと鎌倉みたいな感じなのかな。人はそれなりに出歩いているのですが、子連れのファミリーや見かけ50代以上のご夫婦が多く、ゆっくり時が流れている感じがします。

写真のとおり、海辺の公園にはキッズがいっぱい。

また、行政や建築の決まりなのか、高い建物が一切ないと言うのも海辺の素敵な雰囲気を一層引き立ててています。その一方で、公共施設の公園や図書館はとーっても綺麗に保たれていて、なんだかこう、街に品がありますね。下の写真はスタイリッシュな図書館。

Manuka Cafe & Restaurantの内装と雰囲気

外見がちょっと古めかしいというか、いかにもニュージーランドの古い石造りの建物っという感じで特に何も思わなかったのですが、中に入ってみると天井が高くってびっくり!

内装は、レンガタイルの部分と木の内装がスキーのロッジのような、なんとも温かい雰囲気を醸しています。また、使い込まれた木製のテーブルや椅子もその味わいを深めています。なんだか暖炉でもありそうな感じ。

そして入店前は気が付かなかったのですが、お店の中央にはジェラードとソルベのショーケースが置かれていて、こちらも店内で食べられるようになっています(そう言えば道でジェラード&ソルベと描いてある看板があったのですが、こちらのものでした)。

店内はレジとバー(ジェラード)カウンターを挟んで、コの字型にかなりの座席数があります。お店のHPによれば約100席あるとのことでしたが、納得の広さ。

入店と同時に慣れた感じで男の方が感じ良く席に案内してくれました。他のお客さんともフレンドリーに接客していて感じが良かったです。また、他のホールスタッフの男の子もかなり若かったですが、追加の食事を聞いてくれたり、食器を下げてくれたりとそつなく対応してくれました。

店内の向かって奥にはこちらも立派なキッチンが見えます。ちゃんとピザ窯がある!というのも、こちらのお店は地中海料理をベースにした料理がテーマになっており、ランチ時のメニューには、カフェメニューと独立してピザ&パスタのメニューもあるのです。

Manuka Cafe & Restaurantのメニューの紹介

ここのお店の良いところは、カフェ&レストランと謳ってる通り、しっかりとした食事メニューがあるというところ。テーブルにつくと、どーんと分厚いメニューを渡してくれました。メニューの豊富さから日本のファミレスを彷彿とさせます。これだけ豊富だと、ファミリーで訪問してもオーダーしたいものが見つかりそうで良いですね。

店外のボードやキャビネットにもメニュー以外の料理があります。

キャビネット

店外のボード

Manuka Cafe & Restaurantのレビュー

Latte

耐熱グラスに入れられて提供されました。ポーションは標準的です。ミルクのフォームがきめ細かく立てられていて良いですね。一方コーヒーに関しては、少し薄めで少し水っぽい感じです。

MANUKA BIG BREAKFAST

絵に書いたような、典型的なキーウィスタイルのビッグブレックファストです。30cm程のプレートに山盛りの食材が乗っています。

内容としては、ソテーされたベーコンソーセージ2本、ハッシュドポテト2枚、マッシュルーム、トマトソテー1/2個、ポーチドエッグ2個、トースト2枚、トマトレリッシュ、ハーブ入のバターとなっています。調味料がケチャップや普通のバターで無いのが良いですね。各食材に関しては、ハッシュポテトとソーセージ、ベーコンは既製品のスタンダードなものです。ソーセージはハーブ味でなかなか。ベーコンとソーセージ、マッシュルーム、トマトはしっかりと油で炒めてあり、お腹にたまります。
トーストは、おそらくヴォーゲルの厚めのものが2枚が付いているので、食べ応え満点です。きちんと温めてあります。
どれも斬新だったり、特別な味付けという訳ではないのですが、それぞれの食材がたっぷりとした量で、良くカフェにありがちなヘルシー……というようなものを意識したラインナップでもないのですが、食べていてなんだか懐かしくなる様なほっこりするビッグブレックファーストでした。日本の喫茶店のメニューみたいな感覚です。

まとめ(感想)

ニュージーランドって本当に沢山の素敵でオシャレなカフェがありますが、日本の大衆食堂や喫茶店みたいに、昔から変わらずに、地元の人に愛されて続いているカフェはそう多くないんじゃないかな、と思いました。今回のMANUKA CAFEはまさにそれが当てはまるようなカフェで、ここに暮らす方々やふらりと訪れた私達みたいな人も、気軽に何でも食べたいもの、飲みたいものを心地よいサービスとともに提供してくれる温かいカフェでした。

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