こんにちは、tamです。
今回はオークランドの人気カフェMAJOR SPROUTに足を運んだら中華料理屋になっていたので皆さんがカフェだと思って行く前に記事にします。笑
参考
ニュージーランドには食べログはありません。代わりにインド初の『ZOMATO(インドや北米南米、オセアニアで使われています)』という食べログみたいなアプリがあり、mikoがもっぱらニュージーランドのレストランやカフェ検索に使っています。
そしてそんなmikoが最近気になっていたのがこのMAJOR SPROUTだったようで、ここに行ってみよう、とふたりの休日に出かけることにしました。
場所はオークランドCBDのレズミルズや郵便局の近くです。
もうオチはタイトルどおりなので隠しませんが、なんとここいつの間にかチャイニーズに変わっていたのです。
ちなみにZOMATOの表示は昔のままで、私達はこのパンケーキ美味しそう、エッグベネディクト食べたいね、みたいな会話をしながらカフェに向かっていました。
ZOMATOの表示はこのままおしゃれで美味しそうなパンケーキが全面に押し出されています。
このMAJOR SPROUT、ZOMATOの評価も星4.5/5.0と高く、なんとベスト・オブ・オークランドにも選出されている優良店でした。4.5って100点満点なら90点。
(それがどうして変わり果ててしまったのか……)
外観も名前もMAJOR SPROUTのままです。
しかしここでmikoが違和感を感じていました。
そう、あまりに不自然なタピオカの看板。私は特に何も感じず写真を撮っていましたが、ZOMATOを検索していたmikoは予想とは違う何かをこの時点で感じていたようです。
そして私も入店とともに少々の違和感を感じました。
それは店員さんとキッチンのシェフが全員アジア系だということ。それでもまぁそういう店もあるか? くらいに私は思ってスルーしていました。
それよりも店の内装が木を使ったかなりモダンな感じで清潔感がありそちらに目が行っていました。東京でもこんな雰囲気のお店が最近の内装としては流行っていますね。
客席と客席の間も広く取られていて、2枚目の写真にも会議をしている様子が写っていますが、ビジネス的なカフェ利用や宿題や読書する空間としてはなかなか良いと思います。
東京ミッドタウンのスタバの2階の方が落ち着いた雰囲気がありますが、ここは広さと客席数があります(人口は少ないのにね笑)。
しかしさすがのtamもメニューが来た瞬間にmikoと目を合わせてなんだこれ!? となりました。
それでもパンケーキを探しましたがどこにもない。というかデザートそもそも無いし、サラダもカミングスーンって書いてあるやん……
すかさずmikoが店員さんに
と訊くと、『はい! オーナーも従業員も全部最近変わったんですよ!』と明るく元気に中国の方に答えてもらうことができました。
しかし1品は15ドル前後で、これまでのMAJOR SPROUTが1品25ドルくらいだったことを考えると安いしいいか、と気を取り直して注文することに。
ビッグプレートっていうのがあるからこれにしようかとmikoと話して、mikoはC8のチキンカレー「MAJOR SPROUT CURRY CHICKEN」(MAJOR SPROUTと店の名前も入ってる看板メニューなんだから安牌のはず……)、tamはL3のラム「SLOW COOKED BRAISED LAMB IN A POT」にしました。mikoのから料理は来て、tamの料理はその次に来ました。
注意ポイント
この段階でビッグプレートは定食じゃなくて取り分ける用の料理だと気づいたtamはご飯も追加で注文。ご飯はタイ米(インディカ米)で、不味くはないけどよそい方と炊き方(炊いた後など)があまり美しくなく(これはニュージーランドのお店はほとんどそうだけど)固くなってる部分と柔らかい部分で若干のばらつきがありました。
それでも白米はほっといても美味しいので良いとして、気になるチキンカレーとラムのお味は……
まずラムは、中華の香辛料八角(ハッカク)がすごい効いていて、ラムをこの中華味で食べたことは無かったので新鮮な感じでした。コリアンダー(パクチー)と良い相性。私は特にパクチーは好きでは無かったですが、八角とよく合っていて気にならずに食べることができました。味は濃い目で、ビッグプレートというだけあって量がすごかったので、ご飯はとても進みましたが、さすがに1人で食べるようでは無かったので、最後らへんには濃い味に飽きが回ってきます。
メモ
ラム肉は柔らかく口触りも良いのですが、半分くらいの肉に骨が付いていてそれが食べづらさに繋がっていました。全部骨の無い、もしくは骨が取ってあればすごく良かったですがそこまで我儘は言えませんね。
続いてチキンカレーですが、mikoの一口目の感想は「……ん、美味しくない」でした。
美味しくない頂きました。tamも食べてみると、鶏肉は柔らかいというよりはぐじゃぐじゃな感じで、クリスピーではなくてカレーの水分を吸ってしまっているという感じ。カレーのルーはスープカレーかというくらい水っぽく、これがほとんどの原因ですが、スープの水っぽい薄さが不味さの原因でした。北海道とかで食べる美味しいスープカレーはスープがちゃんと美味しいですが、こいつはあくまで普通のカレー。普通のカレールーがなぜかスープカレーみたいに水を含んでいるだけでした。
ニュージーランドに来て初めて食べたキクラゲにのみmikoは満足していましたが、mikoいわく「人参も硬いし、なんとか食べられるレベル20点」でした。後日もう一度感想を訊くと二度と食べたくないから10点と下がっていました。。。
ラムは50点くらいなので、平均すると35点くらいでしょうか。
出された水も生ぬるい常温のオークランドの不味い水道水だったので一口舐めただけでふたりともギブアップしました。(チャイニーズの方はあまり冷たい飲み物を好まないということを配慮に入れた結果なのか…?)
総評
◆料理……★☆☆☆☆
◆接客……★★☆☆☆
◆内装……★★★★☆
◆立地……★★★☆☆
ボリュームはそこそこあったのでふたりともとてもおなかいっぱいになりました。
内装が良いので、食事ではなく仕事をする場所としては良いかもしれません。ドリンクは飲んでいなかったので味は保証できません。
店員さんはホールスタッフの接客は可もなく不可もなく普通だったかな。普通の人が普通に接客している感じでした。キッチンのシェフは無愛想で、私達はキッチンの前の席に座っていたのでよく目が合いましたが、あまり印象が良くなかったです。(まあ、厨房の中だし仕方ないか)
そもそも
もともとカフェだと思ってきたらチャイニーズだったから仕方なく食べましたが、カフェ利用を目的とするなら他のカフェでいいやん!
という衝撃の”ZOMATO”体験をした(×カフェ/○チャイニーズ)MAJOR SPROUTでした。
皆様も(ふうてんを読んでくださった読者様はここには行かないと思いますが)、海外でレストランに行く際はこういう衝撃体験もあるのでぜひ事前に要チェックしてみてください!
それではまた次の記事でお会いしましょう◎