こんにちは、mikoです。
今回はニュージーランドで最も有名なハンバーガーショップのファーグバーガーに行ってきたのでレビューしたいと思います。
先日、旅行でかの有名なファーグバーガーがあるクイーンズタウンに行ってきましたので、早速そのレビューをしたいと思います。
どうしてこのファーグバーガーが人気になったのかというと、そもそもこのファーグバーガーは2001年にクイーンズタウンで創業、2005年に現在のShotoverストリートに移転してから(以前はCow Laneという通りのガレージにて営業していて随分見つけにくいロケーションだったとのこと)、国内にとどまらずCNNを始めとする世界各国のメディアからの紹介や、エド・シーランやジャスティン・ビーバーなど世界的なセレブリティの訪問も相まって(私はエド・シーランのサインとにらめっこしながらハンバーガーをじっとまっておりました笑)2021年現在も連日大盛況となっています。
ちなみにCNNで紹介されている記事はこちら。
また、ファーグバーガーの人気の高まりとともに、そのならびに系列のアイスクリームショップ、ベーカリー、そしてバーと次々にビジネスを展開するその勢いはとどまることを知りません。
友人の何人かがクイーンズタウン出身ということもあり、事前に観光スポットやおすすめのレストランを教えて貰ったのですが、皆口を揃えて「とりあえずファーグバーガーに行くと良いよ!」ということだったので、旅行の初日に行くことにしておりました。また、宿泊先のホストの方も事前にクイーンズタウン市内の観光スポットを教えてくれた際も、こちらの名前を口にしていたので、訪問前から期待が高まるばかり。
ハンバーガーを食べる前に実際リサーチしていた情報としては、まずハンバーガーの作り方へのこだわり。
バンズはもちろん自家製で前日の午前11時から次の日の朝に焼く分の準備を始めます。そして、朝の7時からアイオリといったマヨネーズにガーリックが入ったようなソースやアボカドやトマト、チーズといったような一日の営業の中で必要となる具材を準備していきます。10時半にはお肉屋さんからお肉が到着、パテの準備に取り掛かります。
出典:ファーグバーガー
全ての食材はきちんと分量や調合が統一され、徹底管理されたプロセスを経て下準備されます。また、スタッフのシフトも7am、11am、 3pm、10pmのいずれかの時間帯から開始するか決まっており、シフト管理により一定のパフォーマンスができるように食材だけでなく、人材の配慮という点でも徹底的に美味しいハンバーガーが提供できる体制を整えています。
ポイント
使用する食材においても、メニューの記載にあるようにニュージーランドビーフやフィオルドで捕れた鹿肉の使用など、国内でとれたものにこだわっていたり、新鮮なものがハンバーガーの具材に使われていることがわかります。
と言ったように、チェーン店には見られないように一つ一つの行程がこのハンバーガーショップで手間暇書けてなされているのです。
ここからは実際に訪れた際のレビューに入っていきます。
クイーンズタウンの中心街にあり、スカイゴンドラとワカティプ湖に挟まれた通りにあります。
クイーンズタウンは観光地として有名ではありますが、街としてはそこまで大きくなく、日本のように人もそこまで多くないので、人だかりができているファーグバーガーはすぐに見つけられると思います。
外観はこんな感じで、小洒落た感じです。そしてその並びには系列店のバーやベーカリー。
幸いmiko達が訪問した日は連休明けで、また平日ということもあってか、1時過ぎの訪問にも関わらず5分ほど待ってすぐにオーダー出来ました。
そして次にメニューの紹介です。
牛、豚、鳥のメニューに限らず、鹿、魚、豆腐など、メインの具のチョイスが豊富で、また種類ごとに使われているソースや具材が全くことなるので、なかなか選ぶのに時間がかかります。
tamは定番のThe Fergburgerというビーフパテのハンバーガー、mikoは珍しいSweet Bambiという鹿肉のハンバーガーを。それと、2人でシェアするためにSalt & Pepper Squidつまりイカリングをサイドに注文しました。
値段に関して
ニュージーランドの物価を考えればかなりリーズナブルな部類に入ると思います。有名店の割に安くて嬉しい♪
それにしても店内はハンバーガーを待つ人で溢れかえっていました。そしてそれ以上に驚いたのは、スタッフさんたちの多いこと、また手際の良いこと!
完全に分業されていて、それはまさにハンバーガー製造工場! という感じ。みなさんのプロフェッショナルな感じが素人目にも伝わってきます。
待つこと20分位
レシートに印字された番号を呼ばれて商品を取りに行くとテイクアウェイか店内で食べるか聞かれるので、テイクアウェイにしました。(店内は人だらけでとても席が確保出来なかったので)出来上がった商品が入った紙袋を持ってみると、そのずっしりとした重さにちょっとびっくり。ちなみに待ってる間も、どんどんお客さんが来店し続けて、もうクイーンズタウンの観光客全員がランチに来ているのでは? という勢いでした笑
そして、無事に店内からハンバーガー達と脱出した2人は近くの公園のようなところで実食することにしました。
まず始めにtamが注文したThe Fergburgerから。紙袋から伝わってきたずっしりとした感覚を裏切ること無く、実際のハンバーガーはとっても大きい!直径15cm位はあったと思います。
こちらのハンバーガーは、
Prime NZ beef, lettuce, tomato, red onion, aioli & tomato relish, cheese(プライムNZビーフ、レタス、トマト、レッドオニオン、アイオリソースとトマトソース、チーズ)
といった本当に定番の具材が入っているものです。
まず一口食べた感想としては、とにかくバンズがフッカフカ。そして、お肉はジュージーで臭みなし。また野菜やソースもみっちり入っていて、大きいながらも飽きること無く食べれました。
そして、mikoのSweet Bambiの中身は
Wild Fiordland deer, Brie cheese, boysenberry & caramelised onion chutney, lettuce, tomato, red onion & aioli(フィオルドランド鹿肉、ブリーチーズ、ボイセンベリーと飴色玉ねぎのチャツネ、レタス、レッドオニオンとアイオリソース)
と、ここ以外ではお目にかかれない組み合わせ。
食べてみると、鹿肉は牛肉に比べてややあっさりとしていて、それがブリーチーズのコクとベリーソースの甘みと相まって絶品!こちらに関しても、ソースや具材がバンズいっぱいに入っているので、余すこと無く頂く事ができました。けど満腹!笑
といいつつも、サイドメニューを頼んだ私達は、最後にイカリングもいただきます!
サイドなのであまり期待もせずに注文したのですが、このイカリングがまた他のお店よりもひと味もふた味も違うんです。外は薄めのフライでサクッと軽めで、中のイカはふわふわしてて柔らかいんです。普通のイカリングって結構、咀嚼するのが大変なイメージですが、こちらのイカリングはそんなことはなく、かるーくフライされているせいなのか、簡単に噛み切れて、食べやすい。満腹とは言いつつもこちらも余すことなく感触いたしました!
全体的な感想
こちらのファーグバーガーさんは、もはや単なる美味しいハンバーガー屋さんというよりは、クイーンズタウンの観光地の一つという感じで、行列を並んだり、活気のある店内で有名人のサインを見たり、その系列店を周ってみたり、なにかアトラクションのような感じで美味しい+楽しいという感じでした。
もちろん、ハンバーガー一つとっても、値段もリーズナブルにも関わらず、それをいい意味で裏切るボリュームで大満足なので、少し待つことにはなりますがそれも一つの醍醐味として楽しんで見てはいかがでしょうか。