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坂の上のカフェ「The Shortland Street Cafe」ホットココア♡

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坂の上のカフェ「The Shortland Street Cafe」ホットココア♡

こんにちは、mikoです。

先日、オークランドの日本領事館があるShortland Street を登った先にある「The Shortland Street Cafe」に行ってきたので、メニューや外観、雰囲気やコーヒーの味などをご紹介していきます。

シティにはあるものの、坂の上の立地と言うこともありQueen Streetの喧騒から切り離されたところに佇んでいるこちらのカフェ。小さい看板でつい見落としがちなのですが、入店してみると意外に奥行きがあって賑わっていました。

The Shortland Street Cafeのアクセスと営業時間、外観

Shortland Street沿いに立ち並ぶお店が途切れるあたりに出現するカフェ。この通りには何故か床屋さんが沢山あります。(右の写真にも、ちらりと“BARBAR”の文字が。斜向いも床屋さん。)外観はガラス張りで、入りやすい印象です。隣がレンタカー屋さんなので、なんだかガレージのような雰囲気。

クイーンストリートからさほど離れていませんが、このあたりは坂を上るほどに静かになってきます。カフェの目と鼻の先には、巨木が密集する不思議な場所、Emily Place Reserveや花時計が有名な市民の憩いの場所、Albert Parkがあります。

営業時間については、平日の7時から2時ということで、立地上オフィスワーカーの需要の高さからこのような設定になっていることが伺えます。

The Shortland Street Cafeの内装と雰囲気

打ちっぱなしの壁とスチール製の椅子、木のテーブルで構成された、いい意味で飾り気のないシンプルな内装です。店の間口はそこまで広くなく、奥に長いうなぎの寝床のような構造ですが、壁一面がガラス張りになっているので、店内はかなり採光が取れていて、奥まで明るくて良いです。

20代から30代位にかけての方が多く、各々ゆっくりと話しながらコーヒーを楽しんでいる人が多かった印象。テイクアウェイのお客さんも絶えること無く来ていましたが、店内は落ち着いた雰囲気です。

奥に2席あるソファ席2席以外は、スチールのハイチェアと、テーブル席になっています。スチール製のハイチェアの座り心地は悪くないです。また、別の日にも2席だけあるソファに座りましたが、こちらのソファはかなり良い座り心地で、思わず長居してしまいます。

ソファー席の壁にはカフェインの科学記号のペイント(ミラーで左右逆になっています)。面白い。

また、レジの横にはお店で使用しているコーヒー豆、「KARAJOZ(カラホス)」のタンブラーが。お店のスタッフの方に、ここの豆を使っているのかを伺うと、「そう、でも私が前に働いていたところで使っていたから今ここでも使っているんだけど、他に良い豆がないか探しているのよ~」とのこと。

Karajoz Coffee Company

Karajoz Coffee Companyについてどんな会社かHPで調べてみました。

1982年に創業、1997年から自社で豆を挽き始めてから現在ではニュージランドでも最も大きいロースタリーの1つとなっております。

もともとこちらのKarajoz Coffee Companyはフラットホワイトを生み出したと言われる伝説的を残したDKD cafeというカフェを営む、Derek Townsendnsendによって設立されたのが始まりです。

若きDerek Townsendnsendは、ヨーロッパ中を旅し、特にイタリアやフランスのカフェ文化ー手軽な値段で、アルコールでへべれけになった人たちがたむろせず、そしてアイディアや会話が飛び交う社交場ーに強く刺激を受けました。

しかし当時のコーヒー豆は改善の余地があることは明らかで、入手出来る多くの豆は酸化したものばかりでした。そこでDerekはニュージーランドで1番のコーヒーを製造しようと決意したのち、1997年の間に、4ヶ月と2トンものコーヒーを費やしてついに完成したのが、ナッツのような風味とスムースで豊かな風味があるKARAJOZコーヒーだったそうです。

ちなみに、KARAJOZのロゴになっている男の人は、中東で人気かつ歴史的な人物像で、世論を象徴するものが元になっているそうです。

近年はKARAJOZコーヒーを提供するカフェは特にニューマーケットに集中しており、それらのカフェは日中だけでも、一週間に13,000杯ものコーヒーを提供しています。

The Shortland Street Cafeのメニューの紹介

メニューに関しては、コーヒー以外のスムージーやジュース等のドリンクが充実しているのが良いです。フードメニューに関しても、キャビネットフードの充実ぶりもなかなかな上に、メニューにあるフードの価格も全て20NZDと、カフェにしてはリーズナブルな部類です。そのおかげもあってか、フードをテイクアウェイしているお客さんもなかなか多かったです。

ドリンクメニュー

フードメニューとキャビネットのフード等

The Shortland Street Cafeのレビュー

ロングブラック

コーヒーに関しては苦味がしっかりとあるタイプで、酸味はほどほど。後味はさっぱりしています。これが先程お店の方から教えて頂いた「KARAJOZ」の味なのですね。メモメモ。
ポーションに関しては至って普通の量ですが(いろんなカフェで見るおなじみのマグです)、苦味がしっかりあって飲みごたえがあるコーヒーなので、これくらいのサイズで満足感があります。

ホットチョコレート

フォームが厚く、柔らかく、上手にたてられています。結構甘さはしっかり目で、ミルクがシルキーな感じです。最近飲んだ中では、フォームのふかふかさと、甘さの加減が1番好みのホットチョコレートかもしれません。

アメリカーノ

かなり量がたっぷりで(ホットチョコレートと同じマグで、かなり大きめ)、別に付いているお湯とあわせるとかなりのポーションになって嬉しいです。ロングブラックより薄まっている分、苦味が気にならず、どちらかと言うと酸味の方が引き立っています。アメリカーノということもあり、あっさりしていてごくごく飲めます。

フードに関しては、キャビネット以外にも奥にちゃんとキッチンがあり、スタッフの方が作って提供していました。

まとめ(感想)

ポイント

このあたりの住民や働く人に日常的に通うカフェとして利用されていることが伺えます。ドリンク・フード共にメニューの選択肢が多いので、飽きること無く通うことが出来るので納得です。

私達が訪問した際に対応してくれたスタッフの方は非常にフレンドリーで、コーヒーの感想を聞いてくれたり、私達の質問に親切に答えて頂いたりしました。私達がブログのために写真を撮っていいか伺うと、「日本語読めないけど、日本の知り合いがいたらそのブログ紹介するから教えて!」とおっしゃって頂いたので、URLをお伝えしてきました。(見てくれてるといいな)

何かしらの用がなければ上ることも無いであろうこの坂を、こちらのカフェに訪れるために上ってみてはいかがでしょうか。上った先で頂くドリンクの味は特別なはず!笑

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