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ニュージランドのおすすめポテトチップスまとめ/有名人気ブランド8選食べ比べレビュー

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ニュージランドのおすすめポテトチップスまとめ/有名人気ブランド8選食べ比べレビュー

こんにちは、tamです。

突然ですが、ニュージーランドで美味しいものと言えば? ラムにサーモンに、乳製品に、あとそうそう、ポテトチップス! 実はニュージーランド、ポテトチップスが美味しくて有名なんです。

今回はそんなニュージーランドで有名なポテトチップスを8種類食べ比べてみましたのでレビューしてまとめていきたいと思います。この記事は随時ポテトチップスを書き加えて更新する予定です。

ニュージーランドのポテトチップスの消費量

ニュージーランドのポテトチップスの国内市場規模は年間1.57億ニュージーランドドル。これは日本円にすると約125億円です。ニュージーランドの人口は500万人なので、人口1人あたり年間2500円ポテトチップスに払っているということになります。比べて日本のポテトチップスの国内市場規模は年間1000億円。日本の人口は1億人なので、1人あたり1000円。日本の2.5倍もポテトチップスを買っていますね。さすがポテトチップス王国。みんなポテトチップス食べてますもん。

赤ちゃんやご年配の方も全員含めた平均で2500円なので、ポテトチップスが好きな人は年間5千円とか1万円ポテトチップスを買っていることでしょう。しかもこのポテトチップス、物価が高いニュージーランドでも安いです。安いと2ドル(約150円)とかで買えます。安いのにみんなお金を使ってるということは、めちゃめちゃ食っているということ! しかも日本のポテトチップスの内容量は1袋65グラムや80グラム、小さいので30グラムくらいですが、ニュージーランドのポテトチップスはどれも140グラムや150グラム! みなさんたくさん食べますからね。

参考

そもそもポテトチップスではないですが、フィッシュアンドチップスなど揚げたポテトを食べる文化はイギリスからありますし、ニュージーランドでもフィッシュアンドチップスの看板は街中のいたるところにあります。

ポテトチップスも身近な存在で、美味しくないと生き残れない競争の激しい分野です。ではさっそくポテトチップスを食べていきましょう! さあ、闇のデブログを始めよう◎

Bluebird Delisio Sea Salt Potato Chips

140グラム/2.7ドル

BluebirdのDelisioシーソルト味。デリシオ、日本語みたいな名前でかわいい。パッケージを開けたときから、ポテチの重たいイメージとは正反対の爽やかなシーソルトの匂いが良い。パッケージ期待通りの軽い味。ポテトチップスは薄くて軽やか。サクッパリッな食感。癖のない、誰にでも進められる1品。

からっと揚げられていて、油の重たさが無いからさくさく食べられて、さっぱりとした仕上がり。シーソルト味だけどしょっぱすぎずに、かっぱえびせんのキャッチフレーズのようにずっと食べられる。やめられないわけではないんだけど、飽きない。安いブランドだと思って侮っていたけれど、マジか。

とにかく軽くて、薄くて、さくさくしている。噛むと口の中でしっとりと溶けていく食感。原材料も「ポテト、サンオイルフラワー、ソルト」のみ。無駄な添加物一切なし。

ポイント

卵のみで作る美味しいオムレツが1番シェフの腕を問われるみたいな、無駄な味付け無しでポテトチップスの王道を勝負しているのが伝わってくる。もうこれ優勝でいいんじゃね。

CHANGI CHIPS SALTED

150グラム/3ドル

チャンギチップスのソルト味。おっさん(たぶんケニー大叔父)がポテトを切りまくっているパッケージ。まるで殺人現場かのよう。後ろの女性が叫んでるし。圧倒的パッケージ存在感。近寄ってみると腕毛まですごい書き込まれててちょっと気持ち悪い。笑 裏面を見ると何やら1976年に賞を取ったポテトチップスらしい。1976年前って、約半世紀前……古ッ。その上にはニュージーランドで1番古いポテトチップスという表記。

開封時のオイルと塩の匂い。チップスは厚めでざく切り。食感はかなりしっかりしているけど、オイルのおかげで固くなくてとても良い。ざくざくなのに柔らか。これも原材料はポテトと、サンフラワーオイルとシーソルトのみ。

原材料はBluebirdのDelisioシーソルト味と同じなのに、全然違うポテトチップス。やっぱりケニーおじさんが切っているからか、ざく切りでBluebirdのDelisioシーソルト味のチップスは薄かったのに、こちらはその3倍くらいの厚みがあって、向こうは薄くてカラッとした仕上がりだけど、こちらはオイルを吸ってざくざくした仕上がり。150グラムのポテトチップスでは断トツの満腹感で、後半になるとかなりお腹いっぱいになります。1人で食べるには多すぎる(量ではなくて食べ心地が)ので、シェアがおすすめです。めっちゃ美味しいつけ麺を特盛で頼んでしまっときの後半の後悔みたいなものが最後の方で襲ってきます。最初は、これめっちゃうまいな! と言って食べ始めるのですが、後半になるともうこれ無理やろ……食えん……となります(寝起きに全部食べたけど)。なので友人や家族でとかだれかと一緒にいる時に開封したら良いと思います。パーティーにおすすめ!

シーソルト味のジャンク度マックスポテトチップス。

実はこのチャンギチップス、ワカチャンギというビールメーカーが出しているポテトチップスのようです。ワカチャンギは1648年のニュージーランド最古のビールメーカーなので、ポテトチップスも最古だというのが分かりますね。ヨーロッパ人が初めてニュージーランドに来たのが(すぐ帰ったけど)1642年のことなので、1648年の時代感というのはそれくらいで、最古というのも分かりますね。

PROPER CRISPS GARDEN MEDLEY

100グラム/3,99ドル

プロパークリスプの野菜ポテチ! ポテトチップスという健康に全然良くなさそうなジャンクフードをそれでも健康的にしちゃいましたチップス! まさにベジタリアン顔負けのポテトチップス! いやむしろベジタリアンのためのポテトチップス! いやいやそもそもポテトチップスはポテト(根菜)だからベジタリアンのための商品!? てかこれビートルートとかキャロットのチップスも入ってるからポテトチップスじゃなくて野菜チップスじゃない!? みたいなすごい哲学的なコンセプトのもとにきっと造られた崇高のポテトチップス、そうそれがこのプロパークリスプガーデンメドレー!

パッケージの野菜のイラストが優しい雰囲気を醸し出していますね。原材料もパッケージの4つの野菜であるビートルート、クマラ(さつまいも)、パースニップ(白い人参みたいなもの)、人参とサンフラワーオイルとシーソルトのみ! 素晴らしい。つまりこれはやっぱり野菜チップスでした。ニュージーランドではバーガーフュエルなどのハンバーガー屋さんでもクマラチップスがサイドメニューとして人気なのでわりとポピュラーではあります。さていよいよそれでは開封していきましょう。

中身は100グラムなので他のポテトチップスよりは少なめです。開封時の匂いも軽めで、野菜の健康的な匂いがします。味付けもシーソルトとオイルだけなので至ってシンプルで飾り気のない野菜の味。

一枚一枚の厚さは他のポテトチップスの半分くらいの薄さで薄さチップスナンバーワンになれます。薄い野菜スライスを揚げてあるので口当たりもよく、口の中が切れたりすることもありませんでした。野菜は栄養がつまっている皮もむかずにそのまま揚げらているのでチップスによってはチップスの側面に皮を見ることも出来ます。サクサク食べられてあっという間になくなってしまいましたが、容量が軽め(といっても100グラムありますが)なことと、1番は野菜であることから、食後の後味もすっきりしていてとてもすこやかな気分でした。こんな罪悪感の無いポテトチップスは初めてだ! という訳で高評価させていただきました。みなさんもこのガーデンメドレーを食べれば、ポテトチップス食べたいけど、健康大事だしどうしよう、みたいな悩みから開放されること間違いなし。おすすめの1品です。

PROPER BEER CRISPS

150グラム/4,8ドル(4.5ドル)

パッケージがキラキラしていてめちゃめちゃかわいい、これまたプロパークリスプ。開封時のコンソメの匂いがいい匂いです。コンソメパンチのコンソメをふんわりさせた感じ。

ポテトチップスの一枚一枚がふっくらと膨張している。でも柔らかくてさくさく食べられる。硬いと口の中が切れるので私は柔らかめのポテトチップスの方が好きです。

かなり油分が多く、底の方のポテトチップスと上の方のチップスだと底のほうが油でしっとりしている。油が溜まっている分底のほうがチップスがさらに柔らかめでジャンキーな感じで味も濃い。色もパッケージ上部の方が明るく薄く、底のほうがコンソメのパウダーと油で濃くなっています。上はサクッパリッな感じで、下はしとっざくっな感じでどちらも美味しいけど、たぶんこのポテトチップスの目指している部分は上の方のさくさくしている方なんだろうなと思います。

味は甘いよりもしょっぱい、アルコールも入ってないしビールの味はしないけど、食べてから吐く息がちょっとビール飲んだ後に似てる感じがするかも。材料にホップが入っているからかもしれません。ビールの味、というよりは、このポテトチップスと一緒にビールを飲みたい1品です。動画を見ると、ビールメーカーとコラボして造られているみたいです。パッケージそのままのビールがありますね。どおりでビール推し! 今度このビール見つけたら買ってみます。たぶんビール好きな人にはやみつきになる美味しさ。ビールの味がする訳ではないので、ビール好きじゃない人でも変わったポテトチップスを食べてみたい、という方にちょっと一捻りあるPROPER BEER CRISPSはいかがでしょうか。

MAPLE BACON

150グラム/2.4ドル

開封と同時にベーコンの匂いと甘いメープルの匂いが食欲を誘います。

しょっぱめよりも甘め。砂糖が塩の5倍入っています。しょっぱいより甘いので他のポテトチップスよりも喉がそれほど渇かない。

オニオンパウダーとハニーパウダー入り。味は薄味ではなくて、濃い目。ポテトチップスは厚切りで食べごたえがある。一枚一枚が分厚く分量があるため、枚数は少なくてすぐ食べ終わってしまいます。

食べごたえはさくさくではなくてざくざく。ポテトチップスは平たいのではなくてギザギザのジャバラになっています。扇子のような感じです。2.4ドルなのにパッケージやポテトの厚さに高級感があってGood。色合いは濃い黄色。甘いポテトチップス。メープルシロップがかかったピザがあると思いますが、まさにあれ。匂いはベーコンの方が強いけど、味はメープルの方が強くて、食事というよりはデザート。まぁ間食なんですけど。

Tostitos Smoked Chipotle Cantina Style

175グラム/3.99ドル

ポテトチップスまとめなのにこれはコーンチップスなんです、すみません。でもニュージーランドではよく見かけるのでレビューします。このコーンチップスを、一言で表すとドリトス! スパイスのパンチが結構効いていて、味付けはスパイシー。入っているスパイスは、名前にもなっているチポトレ(燻製した唐辛子)、パプリカ、唐辛子、クミンです。他にも砂糖、ガーリックパウダー、トマトパウダー、オニオンパウダーなどたくさんの調味料が含まれています。

コーンチップス特有のカリッとした食感とスパイシーな味付けで手が止まらなくなりますが、さすがに175gとなると(完食までまったくつらさはなかったですが)、半分くらいで味に飽きてきてしまいます。量も多いので、3人や4人などで食べるのがおすすめです。やっぱり濃い目の味付けだと飽きずに食べられる量は限られてくるかな、ということでこの順位。ちなみに名前のカンティーナスタイルのカンティーナの意味は酒場やバーと意味です。ビールなどを飲みながらであれば、塩あじが強いのでもっとさくさくと食もビールも進むチップスだと思います。

UPPERCUTS AMERICAN Burger

140グラム/2.0ドル

縦に長細い袋が特徴的。上から開けると下にポテチが溜まっているので一見少なく見えたけれど、広げてみるとそんなことはなし。パッケージのはっちゃけ具合とは裏腹に匂いは強くなく、味もどちらかいうと薄味に近い。

タイトルのアメリカン・バーガーってなんやって話ですけど、ハンバーガーと言われてまず思いつくのはマクドナルド、バーガーキングと言ったところですが、言われてみればたしかにマクドナルドのハンバーガーって感じの味がします。うん、あのチーズバーガーでもフィレオフィッシュでもなくて、ほんとうにあの100円のハンバーガーの味がする気がします。そんなにハンバーガーの味がほしければマック行ってハンバーガー買ってこいよって気もしますが、ポテチでもハンバーガー味を食べたい方にはおすすめ。ポテチでハンバーガーってジャンクフード・オブ・ジャンクフード感がすごいね。

ポテトチップスは薄くもなく厚くもなく普通の厚さ。青のりが入っているので、食後の歯の青のりとか気にしなくていいメンバーでのパーティーとか1人の深夜食としての方がいいかも。女子もいる宅飲みとかに持っていってもメンズしか手を付けなさそう。味は普通で、安い立食パーティーとかに行った時に机の紙皿に広げられているポテチのあれっていう感じです。

特にマックのハンバーガーが大好物っていう訳ではない私は(なぜ買ったんだ)それほどピンとくるものではなかったです。

Copper Kettle Chips WOOD Fired BBQ

150グラム/3.79ドル

歴史や伝統を感じさせるパッケージですね。開封時の匂いは強くないです。

ポテトチップスはけっこう硬めで、一枚一枚がぷくぅっと膨らんでいるのが特徴的。ぽこぽこしています。ポテトチップスの大きさは大きいものから小さいものまで様々。小さいのものはそれだけでふっくらフグのように膨らんでいるものもあります。かなりしっかりしている口触りで、薄い2枚を1枚にくっつけた二重構造。なのでポテトチップス1枚1枚が厚くてしっかりしています。色はオレンジ色。匂いは強くないけど鼻を近づけると香ばしい香り。部屋中がポテトチップスの匂いになるという心配はいらないです。

味はいわゆるバーベキューソースの味。甘くはなく、食べ続けると塩の辛さが出てきます。最初は気づかなかったけど、食べていると油分多めだと気づく。柔らかいチップスよりも硬いチップス、しっかりとした口触りが好きな人向け。

まとめ(感想)

ポイント

ここまでニュージーランドで大人気のポテトチップスを食べてきました。ポテトチップスを選定する時に、やっぱり王道の塩味(シーソルト)は買わないとだめだよなと思って買ったブルーバードのシーソルトが1番美味しいとは思ってもみなかったです。でもこのブルーバードはめちゃめちゃ売り場面積占めているので、安くて美味しいとは納得のポテトチップスでした。

メープルベーコンもとても人気の商品で、ニュージーランドっぽさのコレ感はナンバーワンでしょうか。珍しさでいったらビアクリスプもかなり面白く、上等な出来に仕上がっています。

私の食べた約1200グラム(1.2kg)がみなさんのポテチ選びのご参考になれば幸いです。

ニュージーランドのポテトチップスはどれも内容量が多く、夕食後にポテトチップスを食べながらこのレビューブログを書いていると、書き終わる頃にはなかなかお腹いっぱいになっていました。しかしながら、なんとなく夕食後しばらくしてお腹すいたなあと言う時にポテチの袋を勢いよく開けて食べ始めるとなかなかの幸福感がありました。3日連続でレビューを書いた頃には翌朝すっかり顔がパンパンに丸くなって、デブログの本領発揮といったところでした。とても楽しく書けた記事だったので、またこういう企画をやりたいなと思います。あと、またポテトチップスを買って追記もしていく予定です。

それでは次のポテトチップスでお会いしましょう。またね🍪

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