こんにちは、mikoです。
ニュージーランドのスーパーや飲食店でやたらと目にするkombucha(コンブチャ)。今回はニュージーランドでメジャーなkombuchaメーカー「LO BROS.」の各フレーバーの徹底比較をしたいと思います。
mikoが初めて目にしたのは5年以上前にグアムに行った際のこと。和風な名前に惹かれて初挑戦したのですが、名前からはかけ離れたその独特な味にびっくりしたのを覚えています。(tamはまずい!!と言って、残りを私にくれました)1ミリも昆布の味がしないじゃないか?!って。何年か前にも、ダイエットや健康に良いと日本でもブームになったこともあり、日本でも多くの方がご存知ではあると思います。
なんでまたkombuchaなのかというと、在住の方はご存知と思いますがこのkombucha、ニュージーランドのスーパーや飲食店でやたらと目にするのです。しかもスーパーに至っては売り場のかなりの面積を占めています。私自身、もともと炭酸水を常飲していたこともあり、ニュージーランドに来てからはその炭酸水代わりにkombuchaを飲むことがしばしば。しかも日本より色々なフレーバーがある、と言うことでせっかくなので記事にしてみようということになりました。
そもそもkombuchaとは
名前は聞いた、もしくは見たことはあるけどkombuchaが何かは知らない、もしくは飲んだことあるけど考えたことがない、という方のために簡単にkombuchaについて調べてみました。
kombuchaを一言で表すなら
発酵茶(the fermented tea)となります。もう少し詳しく言うと、主に健康を目的として飲まれる、微発泡の甘みが付けられたブラックティーかグリーンティーですが、場合によってはスパイスや果汁等、その風味を高めるために加えられています。(実際に市販されている商品にはほとんどスパイスや果汁等が加えられています。)
kombuchaの歴史
発祥は東モンゴルとされていて(モンゴルではこのkombuchaに近い飲み物が伝統的な飲み物となっている為)、その後20世紀前半までに、ロシアやドイツ、東ヨーロッパに広まったそうです。
なお、日本に至っても昭和40年代末から50年代初頭に大ブームとなったんだとか。残念ながら私達はその頃まだ生まれていなかったのでこのブームに乗れませんでした。残念無念。
kombuchaの作り方
kombuchaの製法としては、乳酸菌やイースト菌を使って砂糖を加えたお茶を発酵させて造ります。ほとんどの場合に発酵の過程からアルコールを含むことになります。そのため、kombuchaメーカーの中には、商品に微量のアルコールが含まれる旨が書かれています。個人的な体験で言えば、今回レビューするRemedy社のkombuchaではなりませんが、他社のちょっとアルコール濃度が高い商品では飲むとほんのり顔が赤くなってしまいます汗(お酒に弱いわけではないのですが、顔に出るタイプ)
またkombuchaの発酵に使われる乳酸菌とイースト菌に由来する酢酸と微生物の共存成長したものの通称をtea fungusやmushroomと言うそうなのですが、これこそが、コンブチャがプロバイオティクス製品であるとされる所以であり、この飲料の人気の理由の1つとなっているのです。
でっ結局kombuchaって身体に良いの?ってところですが、医学的な観点からすれば、現在色々囁かれている健康効果には全くの根拠がないということです。私自身このレビューのために連日せっせとkombucha様を頂戴致しましたが、お肌がピカピカになるわけでもなく、体重がみるみる減ることもなく、他の飲料と同じく喉の乾きは癒えましたというだけで特に顕著な健康効果は感じられませんでした。(ま、健康と美容は日々の積み重ねですからね)
ここまでkombuchaの概要についてざっと説明させて頂きました。なんだ、健康的って言うイメージがあったのにそんなに明確じゃないのね、と言うことなのですが、味に関しても個人的な意見では、はっきり言って感激する程美味しいとは言い難いのです。
じゃあなんで飲むのと聞かれたら、私としてはなんだかあのうすーいフレーバーが妙に恋しくなる時があるんです。それに、お水やお茶ももちろんいいですが、たまに変わったフレーバーの飲み物を飲むと気分転換になりますし。かといって、tamと違って甘い飲み物が苦手な私は、砂糖入りとは言えほとんど甘さがないkombuchaが気分なことがしばしば。そんな私と同じ様な好みを持つ方々に向けて、少しでもこのレビューがお役に立てばと思います。
LO BROS.について
ニュージーランドの他、オーストラリア、イギリスで展開しており、各国によって微妙にフレーバーも異なっています。また、LO BROS.のこだわりとしては、原料となる烏龍茶と緑茶の茶葉は単一の農家からした入手していないこと、最高の品質を保つために少量ずつしか製造しないこと、kombuchaの製造に欠かせない微生物を生かすために最低限の砂糖しか使っていないことにあります。
各種フレーバーレビュー
Kombucha Blackcurrant
期間限定品。ブルーベリーに似ているテイストですが、
Kombucha Ginger & Turmeric
ターメリックということもあり、
Kombucha Raspberry&Lemon
微炭酸で、レモンの穏やかな酸味を最初に感じて、
Kombucha FEIJOA
フェイジョアというニュージーランドの代表的なフルーツのフレーバー。キウイとりんごをミックスした様なフェイジョアの旨味がしっかり
Kombucha Blueberry
ブルーベリーの香りがしますが、甘みはほとんどありません。
Kombucha Sodas LEMON LIME
こちらのBITTERSと次に紹介するGinger BeerはKombucha Sodasとなり、炭酸が強めのシリーズになります。BITTERSとは、ハーブ、スパイス、花、草、
Kombucha Sodas Ginger Beer
やっとお気に入りのフレーバーに出会えました。炭酸とジンジャーのピリッとした感じがほんのりとした甘さによく合います。このシリーズのなかではジンジャーのおかげで1番味と炭酸のシュワシュワ感がはっきりしていて美味しいです。またターメリック等、主張が強すぎるスパイスが入っていないのも良し。
Gut shot
う、これは不味い!! mikoだけ飲むのは頂けないということで旅は道連れ世は情け、tamにも飲んでもらいまし
感想はというと、Ginger & turmericが比にならないくらい、ターメリックの味がすごい。たちの悪いことに、後から穏やかなしょうがの味が追い討ちをかけて来ます(私はしょうが好きなんですが、残念ながらこのドリンクは全然楽しめなかったです)。