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【JAL機内食レビュー】シドニー発→羽田着(2021年7月)

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【JAL機内食レビュー】シドニー発→羽田着(2021年7月)

こんにちは、mikoです。

今回は特別編、上空からお送りするJAL機内食レビューとなります。

私達は2021年7月に日本への一時帰国をしたのですが、二人共JALのメンバー会員ということもあり、直通便ではなく(日本への直通便はANAのみなので)カンタス航空にてオークランド発→シドニー着、トランジットを経て、JALにてシドニー発→羽田着というルートをとりました。今回コロナの影響でただでもNZ出国前に陰性証明書の取得をしなければならなかったり、日本入国の為の手続きの確認が必要なこともあり、通常のフライトよりもナーバスになっていた(特に私)にも関わらず、なんと追い打ちをかけるようにNZ出国の2日前に最悪の事態『シドニーのロックダウン』という緊急事態に直面することに。

シドニーのロックダウンにより、カンタス航空は私達の出発日を含む1週間程の全便がキャンセル(1週間後~の日程で日程変更もしくはキャンセルの選択のみ)となり絶望、なんとか前倒しの日程で勝ち取ったフライトチケットを片手に空港に乗り込むも、オーストラリアのパスポート保持者や特別な事情が認められた場合でない限り基本的に入国出来ないとチェックインで告げられるなど、千辛万苦に打ちひしがれつつもなんとかシドニー発、羽田着のJAL便までたどり着いた私達。(このストーリーで1つの記事になりそうですが笑ココでは割愛といたします。)

機内食のレビューは興味は無い!という方ももしかしたらいらっしゃるやもしれませぬが、大仕事を終えて食べるご飯が格別なように、無事に飛行機に乗り込んで食べた機内食が私達にとって格別だったということもあり、今回皆様にもお付き合い頂ければ幸い甚だでございます。

私達の搭乗した便について

そもそもニュージーランドからの乗り継ぎでシドニーでは1時間あまりのトランジットのみ、という予定だったのですが、一連の大騒動で予定変更を強いられ、シドニーに到着して一旦入国、空港から至近のホテルに直行、一泊して再び空港に向かい空港にてチェックインする羽目に。もともとの予定からすればかなりロスはあったのですが、当時の私達からすればなんとか日本行きの便に乗り込めればあとはどんな手段を取ろうとも、、、といったような心境というか状況だったので搭乗出来たときの安堵感たるや。そしてこちらが私達の乗った便です。

便について

Take-off 1 Jul, 11:15

Landing 1 Jul, 20:05

Flight duration 9 hrs, 50 mins

シドニーからもなんだかんだ10時間近く飛行機に乗らなければいけないのですが、直前までドタバタしていた為のんびり休んでいたらあっという間の空旅でした。

特別機内食について

今回チケットを手配する際に目についたこちらの特別機内食。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、特別機内食とは“赤ちゃんや小さいお子さま、アレルギーや健康に気を配られているお客さま、宗教にかかわるご要望のあるお客さま向けの機内特別食”とのことで、これまで試したことがなかった私達は折角の機会なので、1食は通常の機内食、もう1食は「低グルテンミール」を手配して頂くことにしました。

特別機内食については、私達が注文した低グルテンミールの他にも様々なバリエーションがありこちらで詳細の確認が可能です。

ラウンジの利用について

通常チェックイン後はJALの会員専用ラウンジの利用が可能なのですが、ロックダウンの影響でラウンジの専用が出来ませんでした。また、空港は夜22時には完全閉鎖となっていることに加え、日中も大半の免税店は残念ながらクローズとなっておりました。(折角UGGのブーツを買おうと思っていたのに……涙)そのため、ラウンジが使用出来ない代わりJALからは一人当たり18AUDのバウチャーを頂きました。頂いたバウチャーはこちら。

空港内でオープンしている数少ないカフェ“Campos”ではBaquet Italianとラテをオーダー。オーダーしたBaquet Italianはモッツァレラとトマト、バジルが入っているものでしたが、なにかしらの手違いでハムのバケットが出てきたのはご愛嬌笑。きちんと温めて出してくれて嬉しいです。また、忙しい空港で勤務してたくさんのラテを入れてきたであろうバリスタのお兄さん、とても美味しいラテを入れてくださいました。他にもバウチャーを使い切りたいなと思い、ジュースをいくつか購入しました。

1食目(お昼食)

さて無事に乗り込んだところでお楽しみの昼食が。特別機内食をオーダーした搭乗者には間違いのないようにステッカーが座席に貼られます。

ビーフシチュー

以下通常機内食のメニューです。

・メイン:ビーフシチュー、ターメリックライス、インゲンとパプリカ

・副菜1:生野菜サラダとスモークサーモン(レモン風味のドレッシング付)

・副菜2:お蕎麦

・副菜3:インゲンの胡麻和え

・スナック:おかき

予想外に副菜にお蕎麦が出てきました。めんつゆは別添えとなっております。メインはビーフシチューとサイドにインゲンのソテーがついて来ます。副菜にもインゲンの胡麻和えがついてきたので、こちらはインゲンが多めの献立となっております。全体的には和洋折衷のメニューとなっていました。

チキンと野菜のトマトソース

こちらはグルテンフリーミール。

・メイン:スチームチキンとポテトズッキーニ、人参などの野菜

・副菜1:生野菜サラダ(レモン風味のドレッシング付)

・副菜2:ラタトゥイユ

・デザート:シロップ漬けのフルーツ

・スナック:グルテンフリーのクッキー

通常の機内食についていたお蕎麦はこちらにはついておりません。また左奥にあるのはクッキーとなっておりますがちゃんとグルテンフリーの商品となっていて、結構なボリュームがありました。これとシロップ漬けのフルーツ併せて甘味が充実しております。

メインのチキンはさっぱりとした味付けで油も控えめ、胃もたれせずに食べれました。ラタトゥイユらしき副菜はしっかりとした味付けだったので、チキンとバランスが取れていてよかったです。

2食目(お夕食)

バサ(白身魚)のトマトバジル味

こちらはグルテンフリーミール。

・メイン:バサのソテートマトバジル味とライス、ほうれん草

・デザート1:カットフルーツ(メロン、パイナップル)

・デザート2:パウンドケーキ

バサはさっぱりしたナマズ目の白身魚で(ニュージーランドではおなじみの魚ですね)タラやホキにい近い味ですが、トマトのソースがかかっていることもあり臭みなどは気になりませんでした。また、柔らかめのご飯とほうれん草もついていて、消化に優しそうなメインです。

副菜の代わりにデザートが2つ付いて来て、ケーキに関してはパウンドケーキをシロップに浸したような独特な(表現するのが難しいですが、難しいプラリネのチョコ味で無い、アーモンド抜きのような)味でした。かなり甘味がしっかりいています。

トマトペンネ

こちらは通常機内食です。

・メイン:トマトソースのペンネ

・デザート1:カットフルーツ(メロン、パイナップル)

・デザート2:チョコケーキ

2食目は1食目よりこころなしか軽めの量になる気がします。(ほとんど動かないのでちょうどいいのですが。)あっさり完食し、デザートまで食べて満足。食後には必ず緑の袋に入ったおかきをくれるのですが、tamは映画を鑑賞しながらポリポリと食べていました。

まとめ(感想)

食事について

今回は通常機内食と特別機内食のグルテンフリーミールをご紹介しました。私に関しては特にグルテンにアレルギーは無いのですが、小麦粉を食べると肌が荒れるから控えたいという方でも選べますし、他にも様々な特別機内食(フルーツだけ、野菜だけといったようなものもあります)があるので、その時の体調や気分、前後の食事によって自分が食べたいものをカスタム出来るのは非常に心強いと思います。私などは体の不調が胃に出やすいタイプなので、今後飛行機に乗る際は積極的に利用することで、旅先での体調管理をするのに役立てられたらいいなと思います。

また余談ですが、

①今回はシドニーがロックダウンということもあり、シドニーの上陸がかなり制限されていた上、基本的には日本の入国もオーストラリアにいる日本人の方か、外国籍の方で特別な理由が認められる方しか出来ない状況だったので、ガラガラの機内には、私達以外に日豪カップル1組と他は全員オリンピック関係者とおぼしき方々しかおりませんでした。これもまた貴重な体験でした。

②機内で鑑賞出来る映画を選んでいたら、こんなものが。ストーリー中にまさかの河野外務大臣も出演していたり、コミカルで面白かったです笑。

また次回の旅行にて上空から機内(食)レポートをさせていただきますのでお楽しみに!

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