こんにちは、mikoです。
先日、オークランドの日本領事館があるShortland Street を登った先にある「The Shortland Street Cafe」に行ってきたので、メニューや外観、雰囲気やコーヒーの味などをご紹介していきます。
シティにはあるものの、坂の上の立地と言うこともありQueen Streetの喧騒から切り離されたところに佇んでいるこちらのカフェ。小さい看板でつい見落としがちなのですが、入店してみると意外に奥行きがあって賑わっていました。
The Shortland Street Cafeのアクセスと営業時間、外観
Shortland Street沿いに立ち並ぶお店が途切れるあたりに出現するカフェ。この通りには何故か床屋さんが沢山あります。(右の写真にも、ちらりと“BARBAR”の文字が。斜向いも床屋さん。)外観はガラス張りで、入りやすい印象です。隣がレンタカー屋さんなので、なんだかガレージのような雰囲気。
クイーンストリートからさほど離れていませんが、このあたりは坂を上るほどに静かになってきます。カフェの目と鼻の先には、巨木が密集する不思議な場所、Emily Place Reserveや花時計が有名な市民の憩いの場所、Albert Parkがあります。
営業時間については、平日の7時から2時ということで、立地上オフィスワーカーの需要の高さからこのような設定になっていることが伺えます。
The Shortland Street Cafeの内装と雰囲気
打ちっぱなしの壁とスチール製の椅子、木のテーブルで構成された、いい意味で飾り気のないシンプルな内装です。店の間口はそこまで広くなく、奥に長いうなぎの寝床のような構造ですが、壁一面がガラス張りになっているので、
20代から30代位にかけての方が多く、各々
奥に2席あるソファ席2席以外は、スチールのハイチェアと、
ソファー席の壁にはカフェインの科学記号のペイント(ミラーで左右逆になっています)。面白い。
また、レジの横にはお店で使用しているコーヒー豆、「KARAJOZ(カラホス)」のタンブラーが。お店のスタッフの方に、ここの豆を使っているのかを伺うと、「そう、でも私が前に働いていたところで使っていたから今ここでも使っているんだけど、他に良い豆がないか探しているのよ~」とのこと。
Karajoz Coffee Company
Karajoz Coffee Companyについてどんな会社かHPで調べてみました。
1982年に創業、1997年から自社で豆を挽き始めてから現在ではニュージランドでも最も大きいロースタリーの1つとなっております。
もともとこちらのKarajoz Coffee Companyはフラットホワイトを生み出したと言われる伝説的を残したDKD cafeというカフェを営む、Derek Townsendnsendによって設立されたのが始まりです。
若きDerek Townsendnsendは、ヨーロッパ中を旅し、特にイタリアやフランスのカフェ文化ー手軽な値段で、アルコールでへべれけになった人たちがたむろせず、そしてアイディアや会話が飛び交う社交場ーに強く刺激を受けました。
しかし当時のコーヒー豆は改善の余地があることは明らかで、入手出来る多くの豆は酸化したものばかりでした。そこでDerekはニュージーランドで1番のコーヒーを製造しようと決意したのち、1997年の間に、4ヶ月と2トンものコーヒーを費やしてついに完成したのが、ナッツのような風味とスムースで豊かな風味があるKARAJOZコーヒーだったそうです。
ちなみに、KARAJOZのロゴになっている男の人は、中東で人気かつ歴史的な人物像で、世論を象徴するものが元になっているそうです。
近年はKARAJOZコーヒーを提供するカフェは特にニューマーケットに集中しており、それらのカフェは日中だけでも、一週間に13,000杯ものコーヒーを提供しています。
The Shortland Street Cafeのメニューの紹介
メニューに関しては、コーヒー以外のスムージーやジュース等のドリンクが充実しているのが良いです。フードメニューに関しても、キャビネットフードの充実ぶりもなかなかな上に、メニューにあるフードの価格も全て20NZDと、カフェにしてはリーズナブルな部類です。そのおかげもあってか、フードをテイクアウェイしているお客さんもなかなか多かったです。
ドリンクメニュー
フードメニューとキャビネットのフード等
The Shortland Street Cafeのレビュー
ロングブラック
ホットチョコレート
アメリカーノ
フードに関しては、
ポイント
このあたりの住民や働く人に日常的に通うカフェとして利用されていることが伺えます。ドリンク・フード共にメニューの選択肢が多いので、飽きること無く通うことが出来るので納得です。
私達が訪問した際に対応してくれたスタッフの方は非常にフレンドリーで、コーヒーの感想を聞いてくれたり、私達の質問に親切に答えて頂いたりしました。私達がブログのために写真を撮っていいか伺うと、「日本語読めないけど、日本の知り合いがいたらそのブログ紹介するから教えて!」とおっしゃって頂いたので、URLをお伝えしてきました。(見てくれてるといいな)
何かしらの用がなければ上ることも無いであろうこの坂を、こちらのカフェに訪れるために上ってみてはいかがでしょうか。上った先で頂くドリンクの味は特別なはず!笑