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Epsomのおすすめインド料理「Namaste Delhi」本格派&コスパ最高

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Epsomのおすすめインド料理「Namaste Delhi」本格派&コスパ最高

こんにちは、mikoです。

先日、トフィーというキャラメルのようなお菓子を食べていた際に、歯の詰め物が取れてしまったtam。(私はくすくすと笑ってしまいましたが、当の本人は大ショック)そんな可哀相なtamの歯の治療ついでにmikoもEpsomに来ました。というのも、前々から気になっていたインド料理屋さんがEpsomにあったからなのです。\(食いしん坊万歳)/

歯の治療を無事に終え、麻酔ですっかり腫れたほっぺのtamを引き連れ、近くのカフェで腫れが落ち着くまでコーヒーを飲んだ後、満を持してNamaste Delhiにお邪魔いたしました。

Namaste Delhiのアクセスと営業時間、外観

Manukau RoadからMarket Roadに入り、そちらの通りにある大きな邸宅達に目をしばたかせながら来た私達ですが、その豪邸郡が途切れた突き当りがGreat South Roadとなります。住所はEpsomですが、Remera駅が目と鼻の先にあり、ちょっとさびれたような建物達が並んだ一角にこちらがあります。

住所:89 Great South Road, Epsom, New Zealand

至って普通の飾り気の無い外観です。他の店舗と建物が連なっている店舗が多いニュージーランドでは、とくにちょっと郊外にでるとこういった外観のお店がとても多いですね。

営業時間と配達

営業時間については、平日は11:30 - 2:30、4:30 - 9:30、土日は夕方4:30 - 9:30となっています。そして、このお店の良いところは、3km以内であれば25NZD以上の注文であれば無料で配達してくれるところです。(私達は3km圏外ですが……残念)

Namaste Delhiの内装と雰囲気

店舗については、こじんまりとしていてシンプルですが、店内は非常に整理整頓されていて、とても清潔感があって良いです。1つ残念なこととしては、オープン中は天気が良いと扉を開けているので、(ニュージーランドでは良くあることですが)掃除の行き届いた店内にハエが入って来てしまうこと。それはさておき、テーブルや椅子もくたびれた様子はなく、テーブルにもきちんとカトラリーがセットしてあります。

店内にはホールの方とシェフの方が2人、ランチタイムの訪問にもかかわらず、始終店内には私たち2人だけでしたがテイクアウェイの方(おそらくインド人の方)が5人ほど来ていました。

Namaste Delhiのメニューの紹介

ランチタイムは、カレー、ライス、ナンに、なんと缶ジュース付きで13,99NZD!ココ最近で1番リーズナブルで嬉しい!私達はLamb saag(ラムのほうれん草カレー)マイルドとChicken Madras(骨なしチキンのココナッツミルクベースのカレー)ミディアムをオーダーしました。

夜のメニューについてもセットから、前菜まで全て20NZD以下と、お財布に大変優しい価格設定です。

カレーの種類について

ちなみに、「Namaste Delhi」のNamasteは、ヒンドゥー語で“こんにちは or さようなら”、Delhiは言うまでもなく、インドの首都デリーのこと。デリーはインドの中でも、インド北部に分類され、この地域のカレーは牛乳や生クリームを始めとする乳製品を多く使用しているため、こってりと濃厚で、油分が多いのが特徴となります。

となると、ここのカレーは北インドのカレーが中心なのかな、と思いきや、もちろん中心は北インドカレーですが、メニューのなかにはちらほらココナッツミルクを使用した、マドラスカレー(マドラスとは南インドのチェンナイ地方のこと)や、マラバリカレーといった、南インドのカレーのラインナップもあります。(さすがに、南インド料理を代表するドーサやサンバルといったものは無かったですが)

また、カレーのメインとなる具材も、宗教上の理由で豚はないですが、チキン、ポーク、ラム、ビーフ、シーフードそしてゴート等、豊富にチョイスがあります。加えて、各メインの具材に合せたカレーがラインナップされてあって良いです。

Namaste Delhiの実食レビュー

オーダーした後に、レジ横の冷蔵庫から缶ジュース2本を選び、ナンがパチパチと手のひらで伸される音を楽しみながらカレーを待ちます。その後、オーダーした食事は10分弱位でサーブされました。

2つのカレーに共通しているのは、カレーとライスが綺麗に盛られたお皿とは別に、バスケットにナン二切れ(実質ナン一枚分)の構成となっています。ライスはバスマティライスで、これだけでもかなりの量があります。

ナンは薄めで軽い食べ応えですが、端の部分は少しもっちりしています。生地の甘さは控えめで、小麦の味がしっかり香ります。ギーがサラッと全体にかかっていて、食べ応えアップしています。どちらのカレーにもラムとチキン、それぞれのお肉がゴロゴロと入っています。

Lamb saag

臭みの無い柔らかいラムがごろごろ入っています。辛さはマイルドでしたが、日本のミディアムくらいで本格的な味わいです。というのも、こちらのマイルドは辛さが無いだけで、日本で食べるマイルドのカレーのような甘さはないからです。辛味以外の、ラムの臭みを消すためのスパイスが色々入っているのが分かります。炒めた玉ねぎやほうれん草がたっぷり入っているせいか、もったりしていてナンやご飯にしっかりとあいます。インドカレーに多い油と塩分ぐっつりと言う感じが無く、ほうれん草や玉ねぎのペーストと油分・塩分がうまくスパイスと調和しています。

Chicken Madras

柔らかい骨なしのチキンごろごろしています。ちゃんと一口サイズで、大きすぎず小さすぎずで良いです。辛さはミディアムだけどしっかりスパイシーさがあります。日本で食べるカレーのホットに近いくらいです。スパイシーさとは反面、後味にココナッツミルクの風味が香り、カレー自体の味はクリーミーで甘味のある味付けです。典型的なインドカレーよりも、クセのあるスパイスが少なくて食べやすい印象です。辛いけれど、ココナッツミルクのクリーミーさが辛さをまろやかにしてくれて、特にナンと食べると良く合います。テクスチャーはさらさら系ではないですが、普通のインドカレーよりもちょっとゆるい位です。

まとめ(感想)

ポイント

とにかくお得なランチのカレーセット。しかも、ボリューム満点、味もかなり美味しいです。各カレーによって使っているスパイスや味が全然違いますし、それぞれの具材が美味しくなるようにスパイスや調味料の配合、カレーのメニューを考案しているのがわかります。

来ているお客さん達を見ても常連さん的な感じの方や、お客さんと店員さんが同じ言葉を喋っていることからして、インドの方からしても納得の料理を提供していることが伺えます。私達はカレーが好きなだけで、カレーに詳しいわけでもなんでもないですが、こちらのNamaste Delhiで本場の味を丁寧に作っていることが感じられました。また血中のスパイス濃度が低くなったら伺わせて頂きます。ごちそうさまでした。

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