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ニュージーランドの歯医者のレビュー/料金や治療内容、アポイントメントや日本人対応まで

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ニュージーランドの歯医者のレビュー/料金や治療内容、アポイントメントや日本人対応まで

こんにちは、クイーンズタウン旅行中にリコリスを食べていたら歯の詰め物が取れたtamです。加えて両方の奥歯に穴が空いているのを発見してテンションがめちゃめちゃ下がり、気がつけば財布にしまっていたはずの取れた銀の詰め物までなくなっていました。OMG!

ということでニュージーランドの歯医者さんに行ってきたので、歯科治療の内容、料金、実際に行ってみてどうだったのかなどを詳しくレビューしていきます。

そもそも海外の医療やニュージーランドの医療ってどうなんだろうと最初は大いに不安がありましたが、実際に歯科治療を受けてみると大満足で、ニュージーランドの歯科治療の実態は日本の歯医者さんよりも大きく進んでいたのでここにレポートしたいと思います。

ニュージーランドの歯医者さんのアクセスと営業時間、外観

今回お世話になったはCaring 4 Smiles(日本語訳だと笑顔を大切に、くらいの意味でしょうか)という名前の歯医者さんです。エプソンにある歯医者さんで、シティセンターからはバスで向かいました。特に誰かに紹介してもらったりしたわけではないのですが、ネットで検索するとニュージー大好き.comで広告を出していて、日本人の受付対応の方もいらっしゃるということだったのでメールで予約しました。予約時にニュージー大好きから予約していると言うと50ドル割引でした(私はニュージー大好きさんの手のものではありません笑)。かなり人気の歯医者さんだったので、その週の予約はもう取れず、翌週の予約をしました。日本の歯医者さんの感覚だと、ふらっと直接行っても入れるかなという感じですが、ニュージーランドではなかなかそうはいかないので、余裕をもって予約したいです。特にお医者さんなど、自分の身体のことは虫歯や病気など1日も早く治療してもらった方がいいことが多いと思いますので、今日予定が空いたから予約しよう、などではなく、来週のこの休日に行くために今週もう予約しておこう、というふうに前倒しで予約したいところです。

アクセス



475 Manukau Road, Epsom, Auckland 1023

営業時間

Monday to Thursday – 7:30 am to 5:30 pm Friday & Saturday – 7:30 am to 2:00 pm

https://www.caring4smiles.co.nz/

ニュージーランドの歯医者さんの内装と雰囲気

Caring 4 Smilesの院内は明るく、清潔感があり、予約制のためだと思いますが待合スペースがお客さんで溢れているということはありませんでした。日本の病院の待合室はたくさんの患者さんでいっぱいなので、ちゃんと予約が管理されていると広々としていていいですね。

ニュージーランドの歯医者さんのメニューと料金の紹介

さて、早速今回の歯科治療でかかった金額をレシート大公開! トータルなんと1,015ドル(約8万円)という驚きの高さ!笑 ですがそれもそのはずで、海外の歯科治療あるあるですが、まずニュージーランドの歯科治療も保険適用外になります。保険に入っていても入っていなくても変わらない値段ということです。日本は3割負担なので、日本で受ければ2万4千円程度でしょうか。私達はすでに日本の住民票を抜いている身なので、日本に帰っても保険は無く安くならないので、それであれば歯の状態が悪化する前にニュージーランドで施術してしまえ! ということで今回受診しました。海外の歯科治療は高い高いと前評判ばかり耳にして、数十万円かかるのかと思ったりしていましたが、実際はこの程度だったので、家計には厳しいですが許容範囲内。何より歯を直したかったので良しとしましょう。

具体的に会計項目を見ていくと、まずニュージー大好きの割引が-50ドル(ありがたい)、コンサルテーションフィーが60ドル、X-Ray(レントゲン撮影)が25ドル(安いですね)、欠けたところを埋める治療が3箇所でそれぞれ390ドル、290ドル、290ドル、全ての合計で1,015ドルとなっています。

そう、私は実は3箇所も治療したのでトータル金額が1,015ドルと高額になっていますが、通常みなさんは1箇所程度だと思いますので、そうすると大体300ドル(約2万4千円)から400ドル(約3万2千円)程度の治療費で済むことになります。3万円の出費が痛いのは当然ですが、それほどバカ高いというわけではないのが実態ですね。

ニュージーランドの歯医者さんの施術レビュー

コンサルテーション

個室に案内されてお医者さんと助手さんと挨拶をしたあと、まず初めにコンサルテーションを受けます。そこで今日来た理由と見てほしい箇所を伝えました。私は詰め物(filling)がなくなったので、それを伝えて、更に下の奥歯の両方に穴が空いているので虫歯だと思うと伝えました。そこで、実際にお医者さんに患部を見てもらい、レントゲン撮影を受けます。すると私が虫歯だと思っていた奥の歯はなんと虫歯ではなくて、上の奥歯が尖っていてそれで下の奥歯が両方とも削れて窪んで穴が空いてしまっているということが発覚。お医者さんからは、下の歯に詰め物を入れるだけではまた同じことの繰り返しになってしまうから、上の歯も削る提案を受けました。そうして施術内容が決まった段階で、その日に払うトータル金額が提示されます。先程の項目を伝えられ(50ドルのディスカウントもある旨もその場で言われ)、トータルで1,015ドルかかるけど問題ないかと確認されました。施術箇所が多い(詰め物3箇所に削る箇所2箇所)ために、支払いもなかなか高額なので、事前に料金の確認をしてもらえたのはとても安心しました。さらにお医者さんから「この施術は今日で全部完了することができる」とも伝えられ、「宜しくお願いします」と伝えて、医者と患者の両者が納得した上で施術スタートとなりました。もしこの段階で納得せずに施術しないということになれば、コンサルテーションフィーとレントゲン撮影代のみかかることになります。

X-Ray(レントゲン撮影)

(日本の多くの歯医者さんでそうだと思うのですが)レントゲン撮影と言えば、小さな別室に移動して顎を何か台みたいなものに乗っけて機械が頭の周りをぐるぐると回転して、いいですよと言われるまで突っ立っている、そういうものを想像していました。しかしニュージーランドの歯医者さんは日本よりだいぶここは進んでいるなと思ったのですが、コンサルテーションを受けた椅子(背もたれを倒して口を開ける椅子)に座っているそのまま、頬のあたりにお医者さんがレントゲン撮影のアームを持ってきてパシャパシャと何枚か撮って撮影終了。レントゲン撮影の前に、お医者さんが「今からレントゲン撮影するね」と言うので私が立ち上がってどこかに移動しようとすると「どこに行く必要もないよ!」と言われて驚いたのを覚えています。ちなみにレントゲン写真や施術中に撮った写真は送ってほしいと言えば後で送ってくれます。お医者さんに伝えるとお医者さんから受付の方に伝えてメールしてくれるので、お医者さんに直接伝えるのがいいかと思います。

コンポジットフィリング(詰め物)

コンポジットはセラミックと合成樹脂を混ぜて作った詰め物で、今回のような小さな穴にはセラミックではなくコンポジットを使用すると、お医者さんから説明を受けました。日本では銀歯が主流だと思うのですが(実際に私のなくなった詰め物も銀でした)、今回の施術で白いコンポジットになったので、昔の銀色のものよりも目立たなくなり(というより全然詰め物だとは分かりません)、それはよかったなと満足しています。さらに、施術中は施術している歯を青いゴム製のシートで覆うため、つばやよだれが垂れることもなく、また顔を紙で覆われることもないので、ストレスフリーな施術でした。日本の歯医者さんだと、治療中に助手さんが口の中に貯まるよだれを専用器具で吸い出すようなことを定期的にされますが、そんなこともこの方法だと不要なので、施術時間は約2時間でしたが、疲労感も少なく、非常に快適で感動しました。レントゲン撮影の設備は買い換えるのが大変だと思いますが、これはお金もほとんどかからないと思いますので、日本の歯医者さんも是非こちらの方法にしてほしいです。

まとめ(感想)

ポイント

1箇所だいたい300ドルから高くて500ドル、と聞いていたので、3箇所詰め物を新しくしてもらって、さらに2箇所削ってもらって1,015ドルは大満足の治療内容でした。医療に関して日本ではなく海外で受けることに若干の不安があったのですが、設備や施術内容も日本よりかなり進んでいるなと思うことが多かったです。特に3箇所(実質5箇所)の治療という大変な内容にも関わらず、事前に料金の案内、施術も2時間で完了、再来院不要というのは感動モノでした。日本の歯医者さんに行くと、とりあえず今日はどんな状況か見て、次回は歯をきれいにして、それから今回はここを治療して、次回はこちらを直して、という風に5箇所治すのに何度も何度も通わなくてはならないですが、そういうこともなく、一発で全部終わってくれて、その場もその後も何も問題なく、完治してくれたのは感謝以外の何ものでもありませんでした。海外やニュージーランドで歯科治療怖いから、どうしようか躊躇っている、という人にぜひこの記事が判断材料となれば幸いです。それではまた次のブログでお会いしましょう。またね😁

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