こんにちは、mikoです。
ニュージーランドで活躍する衣類とファッションブランドをご紹介したいと思います。
日本には未進出のブランドも多くご紹介しており、ここでご紹介するブランドを知っていれば海外でのおしゃれもバッチリ決まること間違いなしです。
ニュージーランドの気候について
ニュージーランドに来る前は、同じ南半球に位置するオーストラリアと近しいイメージを勝手に持っていたので年中暖かいものと勝手に思い込んでいました。
が、いざ暮らし始めてみると、朝夜は真夏でさえも結構冷え込むこともあり、また冬なんかは東京よりはまだ暖かいですが、それでも、それに近いくらいに寒いということを知りました。
この記事を書いている12月は、南半球では夏にあたるので、冬至に近づいているといえども日も1年で最も長く、また日差しにあたると汗ばむような季節です。
ちょっと時間があればビーチに足を伸ばして爽やかな風を感じながらのんびりするのに最高です。
ただ、当然ですが、国が違えば天候も違うのも当然のことで、同じ夏といえども、湿度は日本より低いですし、気温自体はそこまで暑くはありません。(真夏でも30度を超えるようなことはあまりないです)
不思議な感じですが、ここでは暑さを感じる基準が温度というよりも、日差しの強さにあり、日に照らされているとジリジリと焦げ付くような暑さを感じます。そのため、日陰に避難すると、気温自体はそこまで高くはないので、ひんやりと感じることもあり、そうした際にさっと羽織れるシャツなどが大活躍します。
気候に関連して、mikoがニュージーランドに来て直ぐに後悔したのが、ニュージーランドが思ったより寒く、あまり着れそうな服を日本から持ってこなかったということでした。
私達がオークランドに到着したのは、9月の初旬で季節で言えば春頃だったのですが、到着した夜は雨が降っており、また最初に宿泊する予定だったサービスアパートメントが海沿いのロケーションだったために、風もビュウビュウ……。
加えて出発した日本はまだ真夏の暑さが尾を引く頃でしたので、薄着だった私達はアパートメントに到着したころには寒さで震えるほどでした。
そんなこんなで、到着して直ぐに、寒さをしのげる服を買わなければ行けないと思ったmikoは、ショッピングの為にオークランド市内のメインストリートでクイーンストリートに足を伸ばしました。
ところがどっこい、そこで直面したのが、全然かわいい服屋さんがない……という事実。
日本にいた頃は、ESTNATIONなんかでオフィスに着ていく服を買っていましたが、そもそもオークランドでセレクトショップ的なものも見当たらないし、オーストラリアないしニュージーランド発のブランドらしきお店にて、かわいいと思って商品を手にとっても素材や生地の感じが何となくしっくりこない……。
ESTNATION
出典:六本木ヒルズ
最終的に、ふと目に入ったH&Mに駆け込み、とりあえず寒さしのぎの服をゲットして一件落着したのでしたのですが、ここで私が何よりもお伝えしたいのは、ニュージーランドで洋服を買う際は、日本に比べてかなり選択肢が少なくなるということです。(そもそも、国民の味方であるUNIQLOや無印が無いので、ヒートテック等のアンダーウェアを買えないのが痛い)
ニュージーランドでも見かけるファッションブランドチェーン店
具体的に、オークランド市内にある私達に比較的馴染みのあるブランドとしては(全部ではありませんが思いつく限り)、
・H&M
・ZARA
・LACOSTE
・Kate Spade New York
・Ermenegildo Zegna
・lululemon
・HUGO BOSS
・Tommy Hilfiger
・The North Face
・Calvin Klein
・Ted Baker
あたりでしょうか。
ニュージーランドorオーストラリア発ファッションブランド12選
逆に、日本に進出していなくて(多くはニュージーランドかオーストラリア発)オススメのブランドもいくつかあります。ここでは厳選して12個のブランドを紹介します。
Zambesi
ザンベジは1979年にニュージーランドで創られたブランドで、ニュージーランドのオークランドとウェリントン、オーストラリアのメルボルンに旗艦店を持ち、オーストララシア(オーストラリア・ニュージーランド・インドネシア・パプアニューギニアなど)全体のセレクトショップに商品を供給しています。
出典:Zambesi
Trelise Cooper
トレリス・クーパーはニュージーランドのファッションデザイナーで、1985年に初めて自分のブティックを持ちました。2014年にはニュージーランド・メリット勲章(New Zealand Order of Merit)よりデーム (Dame)の称号が授与され、現在はDame Trelise Cooperとなっています。(DameはKnightに相当する婦人の敬称で、男性ならSir、女性ならDameで日本語で言う〇〇卿に当たります)
Karen Walker
カレンウォーカーは1969年生まれのファッションデザイナーで、1987年に自身のファッションレーベルを創設し、1995年にオークランドのニューマーケットに初めて自分の店を出しました。現在は、レディ・トゥ・ウェア(そのまま着ていける高級な既製品の意味)、アイウェア、宝飾、バッグ、フレグランスを手掛けています。
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KAREN WALKER レディース サングラス アビエーター 価格:59,800円 |
Decjuba
デクジュバは2008年にTania Austinによってリニューアルされたオーストラリアのブランドで、現在では店舗数が6店舗から120店舗に拡大しています。女性主導の組織として、1300人の女性を雇用しており、2017年には新レーベル『DECJUBA Kids』を立ち上げました。
出典:Decjuba
R.M.Williams
アールエムウィリアムズは1932年に創設されたオーストラリアの革靴メーカーで、ブーツの他にも洋服を幅広く手掛けています。2020年12月現在では64の実店舗をオーストラリアの他7カ国に構え、そのブーツは500のデパートメントストアで売られています。
出典:R.M.Williams
価格:105,830円
(2021/1/6 22:04時点)
Federation+.
フェデレーション.は2000年に創設されたニュージーランドの最も象徴的なストリートファッションブランドの1つで、自分たちの美的感覚と質の高い構成、完璧に調合された特質にcoolを足した混ぜ合わせた要素でデザインされています。
”Federation. Established in 2000 is one of NZ's most iconic streetwear brands. Mixing elements of design with our aesthetic, quality construction & perfect mix of quirk + cool.
We love illustration as much as design and function, all playing parts. The best is yet to come! x”
出典:Federation
Cue
キューは1968年に創設されたオーストラリアのブランドで、全てのスタイルはオーストラリアのシドニーにあるスタジオでデザインされています。オーストラリア現地のブランドとしては最大のメーカーです。
出典:Cue
Gorman
ゴーマンはLisa Gormanによって手掛けられているオーストラリアのファッションブランドです。1999年に創設され、オーストラリア全土に40もの店舗を構え、オーストラリアのファッションシーンを飾るもっとも象徴的なブランドの1つです。
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Hallensteins Brothers
ハーレンスタイン・ブラザーズはニュージーランドのメンズファッションブランドで、1873年にデパートメントストアに初出店したことがルーツとなっています。
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Just jeans
ジャストジーンズはジャストグループが手掛けるオーストラリアのファッションブランドで、1970年に創設されました。ジャストグループ全体としてはオーストラリア・ニュージーランド・シンガポール・イギリスに1000店舗以上展開しています。
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Cotton On
コットンオングループはオーストラリア最大のグローバルブランドで、18カ国で1500店舗以上を展開し、従業員数は世界で22,000人となっています。コットンオンは衣類の他にもステーショナリー(文房具)をメインに取り扱っています。
出典:Cotton On
Glassons
グラッソンズは1900年代初頭に出来たニュージーランドのファストファッションブランドで、先に紹介したHallensteins Brothersと同系列のブランドとなっています。ハーレンスタインとグラッソンズは1985年に合併し、ハーレンスタイングラッソンズホールディングスが形成されました。ニュージーランドでは90年以上の歴史があり、現在ニュージーランドのオークランドとオーストラリアのシドニーにオフィスがあります。
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最後の3つは、値段が安く、また品揃えも比較的良いので、10代20代の方で賑わっていて大きく店舗を構えていることから人気のほどが伺えます。
おまけ(プラスα)
COS
COSはニュージーランド・オーストラリア発ではなく、ロンドン発のブランドなのですが、日本であまり見かけ無いのでここに追加しました(日本にも最近上陸しています)。COSはH&Mグループが立ち上げた新ファッションレーベルで、ニュージーランドでもよく見かけることができます。H&Mよりも価格帯としては高めの展開となっています。
出典:COS
ざっとこの一覧を見たら、そんなに全く無いわけじゃないんじゃ……?と思ったら大間違いで(思っていなかったら申し訳ございません)一応それなりのブランドはあるものの、店舗が小さかったり、品揃えが良くなかったりで、ピンと来るものに出会える確率がぐっと低くなっています。
あと、結構こっちのブランドの服って、Tシャツの丈がえ?! というくらい短かったり、パンツやスカートの丈がお?! というくらい長かったり(つまりはわたくしが胴長短足という悲しい事実)、はたまた、1回洗濯したら、子ども用でしたか?というくらいに縮んでしまったり、なかなかコストパフォーマンスに優れた洋服を見つけるのも難しかったりします。
そうした経験から、今思い返せば、コートやジャケットなど、コーディネートのキーになるものは、荷物にはなりますが出来るだけ日本から持ってこれば良かったと後悔することもしばしばありました。(私達の場合、日本を出る際にかなり処分してしまい、最低限しか持ってきませんでしたので。)
しかも、こちらの気候は、朝夕や雨がさっと降るとぐっと冷え込むことが多いので、ジャケットや、トレンチコートのような、日本の春秋に活躍するような服の出番が多くなりました。
他にファッションで変化したことといえば、帽子やサングラスの使用頻度が200%位上がったことでしょうか。言わずもがな、強い日差しを避けるためなのですが、帽子やサングラスは直接日差しをカットしてくれるので、日焼け止めでは防ぎきれない紫外線をブロックしてくれて、強い日差しの中でも快適に過ごせます。
かわいい帽子屋さんとかもなかなか無いので日本で買って持っていくのもありかと思います。一方、サングラスはピンからキリまで豊富に売っているので、こちらで買うには選択肢にはあまり困らないかと。(例えばクイーンストリートにあるSunglass Hutなんかは、ブランド物のサングラスを取り揃えています)
今回は徒然とファッションについて書いてしまいましたが、大事なことを1つお伝えし忘れておりました。ここに暮らしていて、日本の皆さんのファッションへの意識の高さがふと胸によぎることがあります。(遠い目)
多くは語りませんが、びっくりするぐらいレギンスで歩いている人たちが多いことにびっくりする日々でございます。たまに裸足で道路あるいてますしね。笑
そういう私も、ヒールのある靴を履く機会が1/100くらいになりましたが。笑(おかげで外反母趾が完治しました)
まあ、そんなこんなでとりとめのない感じになってしまいましたが、ニュージーランドのファッション事情についてお伝えさせて頂きました。
海外ファッションブランドは以下のサイトからも購入ができます。海外通販で高品質なファッション製品が低価額で購入できるのでおすすめです。
少しでもご参考になれば幸いです。