こんにちは、mikoです。
ニュージーランドの気候について解説したいと思います。
旅行するにも、移住するにも現地の天候ってとーっても大事なポイントですよね。加えて、ニュージーランドは、日本と異なり南半球に属するので、日本と夏と冬が逆転していることに加え、北に行く程暖かく、南に行くほど寒冷になります。
現地でより快適に過ごすために、各地の気候の特徴を知って滞在に向けて万全の準備をしましょう。
mikoたちが実際にオークランドに住んでみた感想としては、年間を通して日本よりも寒暖差が少なく、多くの地域でエアコン等の冷暖房器具に頼る必要もありません。（もちろん、あったらより快適ですが）
ただ、mikoの個人的な勘違いとしては、日本にいたころは南半球なのでニュージーランドもオーストラリアのように暑いのかと思っていたら、実はそこまで暑くなかったということ。（ヒートテックもっと持ってくればよかった）
冬はそれなりに冷え込みますし、南部を中心に、山岳地帯では冬にウィンタースポーツが楽しめる位、降雪もあります。
注意ポイント
ニュージーランドが涼しい気候であることを事前に知らないと、現地でジャケットやコートを買わなくてはしのげない、なんてこともありえるので出発前に要チェックしましょう。
全体的に西岸海洋性気候（雨季と乾季の区別がなく、気温・降水量の変動が年間を通して少ない気候）に属し、北部は亜熱帯、南部は温帯となり（日本は大部分が温帯に属し、沖縄や小笠原諸島等は亜熱帯、北海道は冷帯）、穏やかな気候に恵まれているニュージーランド。真夏でも30度を超えることはほとんどありません。
後ほど順を追ってご説明していきますが、ニュージーランドの気候で特徴的な点としては、
・南半球に属しているため、日本とは夏と冬が真逆（ニュージーランドの夏は、12月から2月、冬は6月から8月）
・南半球に属しているため、北部は南部よりも比較的暖かく、南に向かう程寒くなる（大まかな各都市の所在として、首都ウェリントンと最大都市のオークランドは北島、観光地として人気のクイーンズタウン、クライストチャーチは南島）
・一日の温度変化が激しい（例えば、夏でも、日差しにあたると暑いですが、夜になると肌寒く長袖が必要なことも。また、雨が降ると急に寒くなったりします）
・日本と同じ様に四季がありますが、四季ごとの寒暖差が穏やかで、季節が徐々に移り変わります。夏でも天気優れない日は肌寒いということが結構あります
・年間の日照時間が2000時間を超え、地域によっては2400時間程！ 雨の多い地域とされるオークランドは年間2000時間を少し超える位で、東京と同じくらいですが、日本より日照時間の体感がかなり長いです（夜、日が沈むのが遅いため）
・サマータイム制度があります
・特に夏の日差しは強烈で、気温というよりも日差しによって暑さを感じます（紫外線も強烈ですぐに日に焼けます）
といったところでしょうか。
さて、ここからは各項目になぞってご説明していきましょう。
晴天の日中は心地よい日差しと暖かさですが、夜はまだ肌寒く寒暖差が激しいのが特徴です。また雨が降るとかなり冷え込みますので服装にご注意を。
ニュージーランドの一部エリアでは、この時期に桜を見ることが出来ます。
おすすめの服装例
（上）長袖シャツ＋Tシャツ
カーディガン、ジャケット、トレンチコートなどの薄手のコート＋Tシャツ等
パーカー
（下）フルレングス、もしくはカプリ丈のボトムス
スカート＋タイツ
（その他）ストールなんかも便利です
この時期は、ホリデーシーズンとなるので、どこのビーチ・観光地も混み合っています。ビーチに加えてバーベキュー、キャンプ、ハイキング等、アクティビティに最適のシーズン。
降水量も少なく、湿度も低いのでカラッとしていて過ごしやすいです。
ただ、日中は日に当たると暑いですが気温自体はそこまで高くなく、夜は特にひんやりとして肌寒く感じることが多いでしょう。カーディガンや長袖シャツの出番が多いです。
特に南部については、夏でも最高気温が20度ちょっとなので、夏といえども防寒対策をお忘れなく。
おすすめの服装例
（上）Tシャツ（地域や時間帯によってカーディガン、長袖のシャツ等）
（下）ボトムスはフルレングス～ショート丈まで問題無く履けます
スカートはショートはもちろんですが、かえってマキシ丈なども、紫外線や冷房、夜間の寒さから守ってくれるのでおすすめです
（その他）紫外線が強いので、日焼け止めだけでなく、帽子、サングラスの着用もおすすめします
※サングラスを買うならSmartBuyGlassesがおすすめです。
Ray-Ban, Gucci, Miu Miuなどの180以上のデザイナーブランドが揃っており、海外発送なのでハイブランド品が店舗価格よりお得に手に入ります。
ニュージーランドのアイウェアブランドとしてはKaren Walkerがおすすめです。
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KAREN WALKER レディース サングラス アビエーター 価格:59,800円 |
Karen Walkerはニュージーランド発のファッションブランドで、サングラスもすごくおしゃれでかっこいいです。Karen Walkerについてはこちらの記事でも紹介しています。
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日本と比較して、急に寒くなったりはせず穏やかな気候が続きます。ですが、4月にもなると日中でも肌寒さを感じる様になるので、防寒が必要になってきます。
また夏のピーク時に比べて、少し観光が落ち着くのでゆったりと旅行するのにおすすめのシーズンです。
おすすめの服装例
（上）カーディガン、ジャケット、トレンチコートなどの薄手のコート＋長袖シャツ
4月以降は冬用のコートが必要になります
（下）フルレングス、もしくはカプリ丈のボトムス
スカート＋タイツ
（その他）秋が深まった頃にはストール、ブーツを使用しても良いと思います
この頃にはすっかり気温も寒くなり、多くの地域で降水量が増えます。
特に朝晩は冷えるので、万全の防寒対策を心がけてください。
南部では降雪も観測されるようになりますので、ウインタースポーツを目的とした旅行にはベストシーズンとなります。
おすすめの服装例
（上）ダウンジャケットや厚手のコート＋長袖パーカーやニット＋長袖のシャツ
（下）フルレングスのボトムス
スカート＋厚手のタイツ
（その他）ストール、ブーツの他、手袋もGood。足元に関しては、雨に強い防水・撥水性のあるものだと非常に便利です。
ニュージーランドの主要各都市の平均気温をグラフにまとめました。北から南の順に並べてありますので、行き先に応じて参考にして頂ければ幸いです。※グラフはクリックして拡大することができます。
東京の平均気温を気象庁のHPより引用しました。ニュージーランド各都市の平均気温のデータはニュージーランド観光庁のHPよりそれぞれ引用しています。
北島の北部に位置するオークランドは、温暖な西岸海洋性気候に属しています。年間を通して穏やかな気温で、東京より夏は涼しく、冬は暖かいです。また、梅雨の時期こそないものの東京とさほど降水量は変わりません。
北島のロトルア湖畔に所在するロトルアは、温暖な西岸海洋性気候に属しています。温泉があることやマオリ文化の中心地として人気の観光地。
北島の中心部にある広大なタウポ湖周辺に所在するタウポは、温暖な西岸海洋性気候に属しています。タウポ湖でできる水上スキーやカヤックのみならず、豊かな森林に恵まれたエリアではハイキングやマウンテンバイク等の様々なアクティビティができることで人気の観光地です。
温暖な気候と長い日照時間によってワインの生産が有名なホークスベイエリアに位置するネイピア。北島の東岸に位置する港町で、温暖湿潤気候に属します。ワインの産地ならではの、ワイナリー巡りが楽しめる他、街中に残っているアールデコ様式の建築の数々は歩くだけで観光者の目を楽しまてくれます。夏の間の最高平均気温が高いのが特徴です。
ニュージーランドの首都であるウェリントン。北島の最南端部に位置し、気候区分では西岸海洋性に属します。クック海峡に吹き渡る風が年間を通してウェリントンに吹き抜けるという点が気候の最大の特徴。特に冬の間は一層強くなります。また気温自体も同じ北島に位置するオークランドと比較してもぐっと寒くなるので、防寒対策をお忘れなく。
南島の東海岸に位置するクライストチャーチは、気候区分で西岸海洋性に属します。2011年に起きた地震によってこの街の名前を知っているという方も多いはず。
南島最大の街となり、英国風の街並みが残る歴史と伝統を感じる事ができる街です。気候の特徴としては、年間の降水量が600mm程と他の地域と比較しても雨が少なく乾燥しています。
南棟のワカティプ湖と壮大なサザンアルプスに囲まれたクイーンズタウンは、風光明媚な観光地として栄えており、その自然を生かしたアドベンチャースポーツやウインタースポーツで有名な一方、街中にはおしゃれなカフェやレストランが軒を連ねる街です。気候区分で西岸海洋性に属しますが、冬の寒さが厳しく、数日間雪が振り続けることもしばしば。
年間を通して日本より低く、からっとしており夏でも過ごしやすい湿度です。また日本で最も湿度の高くなる梅雨がありません。
一方で、日本よりは湿度は低いものの、降水量も多く、ある程度の湿度はあるので、パンなど悪くなりやすい食べ物の保存等にはしっかりと気を配る必要があります。スーパーで買ったパンがカビていた経験もあるので、よく注意してみてください。
サマータイム、もしくはデイライトセービングとは、夏の間、長い日照時間を利用して標準時間を1時間早く進めるという制度です。
そのため、もともとニュージーランドは日本より3時間標準時間が早いのですが、夏の間（9月最後の日曜から4月の最初の日曜まで）はプラス1時間早くなる為、合計4時間日本との時差が生じます。
だんだんと冬に向かっていき日も短くなりつつある4月に入った途端、サマータイムが終了し、標準時間が1時間おそくなりますので、急に日が短くなります。
1時間の差なので、日常生活を送る上ではそこまで大きなギャップではないのですが、サマータイムの切り替わりの前後で航空券やアクティビティ等の予約をされる際には確認してみてくださいね。
サマータイムは、日の落ちるまでの時間を長くすることでナイトアクティビティの活性化や節電効果が期待できるメリットの他、強制的に1時間ずらすことによる身体への負担や健康への懸念がデメリットとして挙げられています。ニュージーランドはサマータイムを導入していることで、新年を迎えるのがサモア（ニュージーランドが昔統治していましたが、1962年独立）、キリバスの次に早いので、これからもサマータイムが無くなることはないと思います。（ちなみにニュージーランド、サモア、キリバスはすべてイギリス連邦加盟国です）
以上、ニュージランドの気候に関して各地の気温、湿度、サマータイムについてご紹介させて頂きました。
全体的な感覚としては、四季は逆ですが、日本の気候をもう少し中庸にした感じの気候がニュージーランドの気候に近いのかなと思います。
皆様がニュージランドに来られる際のご準備などに役立てれば幸いです。
